お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

2012年4月6日

zazzle: 私のお店で何が?

3月は「魔の月」でいろいろドタバタしました。とくに後半はzazzleのお店を見に行く余裕もありませんでした。それで昨日ひさしぶりに行ってみました。するとホームページのカウンターが......

ええっー?
「本日の来訪者 437名」?!?!
「累計 1188名」?!?!

私の控えを見ると3月3日が最後で、4人来訪、累計343名だったのですよ。昨日と今日、あるいはこの3日くらいに何故かすごい数のアクセスがあってこの数字になったのでしょうか。それとも単なるエラー?

zazzleでは管理画面の操作で、全体あるいはカテゴリーごとにどの商品へ何回のアクセスがあったかを見ることができます。そこで上位にある商品のアクセス数を合計してもとても400になりません。といいますか、その10分の1もありません。ホームページだけにアクセスがあったということでしょうか。

そうする間にも増えて、来訪者449名、累計1200名ちょうどでした。
何があったんですか?



でも「もしや」と思って売り上げのページを見ました。アハハ、何も売れていませんでした。
やはりただのエラー?

というわけで、これがエラーなら紛らわしいので、今後に備えて外部のカウンターも設置することにしました。(zazzleでは管理画面でGoogleのアクセス解析につなげることができます。任意のカウンターの設置はできないのだと思います。)

夜にまた見てみると、zazzleのアクセスカウンターはアメリカ時間で動いているため、日付がかわっており、来訪者0名、累計据え置きの1200名でした。

今朝は通常どおりです。来訪者1名、累計1201名。
この「1名」は昨日私が見た分でしょう。

本日は桜そば


昨日一昨日のお天気で、近所の桜もいっせいに花をひらき始めました。だから今日のお昼は「桜そば」。(私はおそばを盛るのが下手です。)きれいなピンク色。ほのかに桜の香りがします。おつゆは付いていたもの。

(ざるそばを盛る器は漆と竹の二種類があるはずなのに、もう長いこと行方不明で、もっぱらお皿を使っています。負け惜しみ。)

食べながら、おつゆはお醤油を少なめにして、お薬味のように桜の花の塩漬けを入れたら香りをもっと楽しめないかと思いました。それで(関係ありませんが)梅干しを少々ちぎって入れてみると、それはそれでいい風味でした。

数年前にJRのどこかの駅の出店で「桜そば」を買ったのがうまかったのです。季節ものであることは明らかですから翌年を楽しみにしていましたが、どこでも見かけませんでした。そのままずーっと「桜そば」を見ることはなく、数年(10年?)がたちました。「桜うどん」はときどき見かけるのに。ところが今年、ひと月ほど前のこと、地元石神井の駅前商店街のまなまーとに売っていました。同じメーカーではないでしょうが、3人分をピンクの風呂敷でに包んだ、勿体ぶった姿の「桜そば」でした。奇妙なことに、おつゆは三袋入っているのにおそばは二袋。それで一回目は一袋(一人前半)を二人で食べました。残ったおそばが気になっていましたが、今日は満を持して一人前半を一人で食べたというわけです。(賞味期限は知りませんが、悪くなっていませんでしたよ。)

2012年4月4日

いやはや雨量データ


昨日はたいへんな嵐でした。風、雨、所により雷、竜巻、雹(ひょう)、東北では雪も! しかも朝は晴れていたのですから、前代未聞のお天気総動員でした。

雨もたくさん降りました。雨の情報は気象庁だけでなく東京電力も出しているんですね。(私が見つけたわけじゃありませんが)上の図は4月3日17時18分の雨の様子です。福島の原発のあたり、どうしちゃったんでしょうね。雨の話なんですけどね。(クリックすると大きくなります。元のページはここです。↓)

● 東京電力 雨量情報

(今後このURLが削除されたり、リンク先の図が上の図と違っていた場合は、かなりヤバい話へと展開することになります。)



(追記:2012年4月27日)
地元のお友達のお友達が気象を勉強しているそうで、こんど会うときにこの件を尋ねてほしいと頼みました。そのお返事が届きました。「ブライトバンド」というものだそうです。そこで「ブライトバンド」を検索すると最初にあったのが↓です。

● チーム森田の”天気で斬る”

ここでは一昨年(H22年)2月の地図が説明されています。とはいえ、説明に使われたドーナツではドーナツの中がまだら状態なのに対し、TEPCOの図は放射線状であるという違いが少し気になります。しかしこちら↓にはTEPCOの図ぞのものについての同様の説明がありました。へーえ、そういうものなんですね。

● 新なんでも掲示板

ちなみに井口和基氏のブログはこちら。(井口先生、近頃は............)

● HAARPによる暴風雨:4月3日のテプコ雨雲レーダーが証明!

以上ご報告申し上げます。

2012年4月3日

パキスタンの手織りのラグ


27日の火曜日のこと、阿ヶ谷の用事の帰りにパールセンター街でインテリア・ショップの店じまいセールを見つけました。人で賑わっているから何かと思ったのです。そこで玄関マットにちょうど良いベルギー製の小さいラグが、3万1500円のところ7800円、さらに2割引で5500円ほどで買いました。物が良くて、これまで買ったことがない青っぽい地味な柄が面白かったからです。

それはそれで満足したのですが、家に帰ってから「店じまいというからには今月限りではないのか」と気がついて、それからどうにも気になって、3月31日にふたたびお店に行きました。果たしてその日が最終日でした。お店の片方の壁には丸めたじゅうたんがずらっと並んでおり、奥にいくほど高価な品物です。数十万円もするものが半額近くになっていたり、さらに値引きの札がついていたり、単純にこういうときが買いどきなのだろうと思いました。

細長いお店の奥には大きな台があって、丸めて立ててある絨毯を広げて見せてもらう場所です。既にたくさん積み重なっており、そこに私の憧れの中近東のラグがチラと見えましたから、上からめくって順番に見せてもらうことにしました。よく見ると中近東ではなくパキスタン製で、模様もいわゆる中近東の伝統的な模様とは少し違うのですが、色鮮やかな物からベージュ系の落ち着いたものまで10枚くらいあり、どれも素敵でした。私は「ここで買わないともう買えないぞ」という気持ちになってきて、本気で少しずつしぼっていき、最後の二枚まで来ました。

どちらも三畳敷きより少し小さい240x170センチくらいで同じような雰囲気のラグでしたが、一つは模様が小さくて、いかにも私が好みそうな感じです。もう一つは大柄ですが、色がなんとも繊細で美しいのです。赤は少し褪めたような茶色っぽい赤で、クリーム色や淡いピンクなど、やわらかい色も魅力的でした。それに比べると模様の小さいほうは色づかいが強く感じましたから、やはりここは色をとって、大きな模様のラグに決めました。私はふだんものを買うときに安い物でもすごく迷って時間がかかるのですが、ここでは1時間くらいの「即決」です。すごい!

この種の敷物に特別なお手入れはいらないようで、ふつうに掃除機をかける他には、ときどき干すとよいそうです。全体を洗う必要があれば白洋舎に頼めば大丈夫でしょう。(私はYouTubeでペルシャじゅうたんの現地のクリーニングの様子を見た、長靴でドカドカ乗ってバケツで洗剤をドバっとをかけてモップでゴシゴシこするのだと話すと、お店の人はびっくりしていました。)外国と違って私達は土足で乗りませんから、汚れ方も穏やでしょうからね。

意外に薄くて、折り畳むと大きな袋に収まりました。持てない重さじゃありませんから持って帰ることにしました。使う部屋はきまっていますが、家具など動かして少し模様替えしてから敷きたいと思い、帰宅するととりあえず袋から出して丸めておくことにしました。それで広げたわけですが......家ではお店で見たよりずっと大きくて迫力があります。ウール100%の手織りで、目がつんでいて、つやつやしています。見る方向で色の深みが変わるのも魅力です。何だかわからない模様が楽しいし、とにかく色がとーってもきれいで、こちらにしてよかったと思いました。裏側さえ美しいキリムのようです。こんなにきれいな物が自分の家にあることが本当に嬉しくなり、「とうとうラグを買ったぞ!」と少し浮かれてしまいましたよ。(写真は今日日が当たっているときに撮ったため、実際より派手です。)

私なんぞがこんなお買物をしていいのかしらと思います。でも長年の憧れですからいいんですよ、たぶん。それにこういう大きなお買物をすると他の小さいものが欲しくなくなります。(我慢できるというほうが正しいかもしれませんが。)私も人生の折り返し点を過ぎてだいぶ経ちます。そろそろ「いつかは欲しかったもの」を手に入れる時期じゃないかと思います。ね? なーんて、家族にはまだ内緒なんですけどっほっほ。

(でも、こんなにいい品物や高級品を扱う専門店が阿佐ヶ谷では駅前商店街にあるんですから素晴らしいことなのに、閉店してしまうんですね。とても残念です。)

2012年3月23日

塩胡椒入れ:お給仕係


イタリアンなカフェのラガッツォ二人組です。これが「塩胡椒入れ」ですよ! 

その証拠に、後ろを見ると穴があります。穴二つが胡椒入れ、穴三つが塩入れです。高さは10センチほどでしたか。塩胡椒入れ(S&P shakers)を集めていた頃にeBayで落札しました。品物として高級なわけじゃありませんが(中国製だったかもしません。)、とても面白いと思います。届いた日、値段その他のデータは当時のMacが壊れてすっとんでしまい、わかりません。



Mac内の写真整理中にみつけました。撮った日付が2010年4月7日とあります。

これを見たとき、いろいろお世話になった昔なじみの友達が好きそうだ!好きに違いない!きっと彼女の姉上もこういう顔が好きだ!むしろ姉上のほうが好きかもしれない!......と思い、お礼をかねた贈り物にしようと買った品物でありました。(ですから写真を撮っておいたのです。)ところが機会を逃して、その後忘れていました。近所に住んでいるんですけどね。(ナハハ......。)壊れていなければいいのですが。今も部屋のどこかにあるはずです。

2012年3月22日

災難:こんどはICレコーダー

写真は追ってのせます。大した写真じゃありませんが。


今月は魔の月です。
月の初めにデジタルカメラと携帯電話を一度に壊しました。
買い替えたソフトバンクのルーターは機能不全で、なぜか夜間はYouTubeが見れません。
おまけに差し歯が抜けて、そのあと歯医者さんでとんでもないことになりました。
そして昨晩はICレコーダーでした。

壊したのはオリンパスの「ボイス・トレックV75」です。
とても使いやすい録音機です。(これしか使ったことがないんですけど、ICレコーダーの中ではいちばん優秀だと思っています。だから必要のたびに3台買いました。)

話を逆の順番でしましょう。


● パーソナル製品|修理について オリンパス公式ホームページ内の修理のページ

精密機器・デジタル機器全般の基本として、メーカー保証が保証するのは「自然故障」。これは「普通に使っているのに動かなくなった」とか「何かができない」といった種類の故障だそうです。精密機器、デジタル機器に致命的な「濡らした」「落とした」など、持主の過失による故障は保証外のため、修理はしてくれますが保証期間内でも有料なのです。(販売店の保険に入っている場合はそちらの契約内容によります。)

修理に出すには、オリンパスに届ける方法が3つあります。
(1)オリンパスを通して宅配便で運んでもらう——この場合、梱包資材を宅配便が持って来てくれるそうです。
(2)自分で梱包して宅配便で送る。
(3)サービスステーションに持ち込む。(東京では小川町。地下鉄小川町または淡路町下車。)

東京に住んでいて良かったと思うのは、たいていのサービスステーションが自分の足で行ける場所にあることです。(でも沖電気のプリンターの修理のときは、持ち込みより宅配便で運んでほしかったようでした。)私が持ち込みを好むのは(a)早く持って行きたい、(b)宅配便の送料がもったいない、(c)サービスステーションはたいてい都心にあるから、帰りに町歩きができる、という理由です。(今は違うかもしれませんが、ケンウッドにトリオ時代のステレオのターンテーブルを持ち込んだとき、受付からして作業場みたいでカッコよかったし、薮蕎麦に近い神田の風情もよかったのでした。ソニーの修理にはよく行きましたが、昔は数寄屋橋でしたから銀ブラできました。その後つまらない所に引越してしまい、10倍くらい?広い場所になっていたことから、よほど故障の持ち込みが多いのだろうと思いました。キャノンは銀座と新宿で、新宿三井ビルでは働いていたことがあります。)

どの方法で届けるにせよ、さいしょに電話するのがよいと思います。そもそも修理できるのか、修理する意味があるのかの確認が必要です。その時点で修理代の目安がつく場合もあります。修理を依頼することになったら、サイト内にある「修理用カルテ」をプリントして「症状」を書いて添付できるようになっています。(病院と同じですね。)先に状態がわかればすぐに修理に取りかかれて、その分作業が早いということです。技術者さんにとって大事でしょう。

● 修理用カルテ

私の場合、結論をいえば修理を諦めました。電話で話をすると、単純な話、1万円はかかるそうで、買った値段とあまり変わらないからです。ああ、そうでした。技術者さんがドライバーでネジを回した時点で1万円、とはよく言います。簡単でも難しくても「技術料」です。さらに部品を交換すればその分が加算されます。(そういえば昔、シャープのちょっと上等なビデオデッキの修理に来てくれた技術者さんが、ひととおり調べた後に「私が触わると技術料が発生しますから、あなたがここをこうしてください」と言って、すごく簡単なことだったためにタダですませてくれたことがありましたっけ。)

10万円20万円するものを1万円か2万円で直してもらえたらありがたいことです。でも1万円2万円のものは修理に出すのは高いし、みすみす買い替えるのも安くないし、いつも複雑な気分になります......。


というわけで、以下はそれに至った「おバカにも程がある・パート2」というべき話です。


昨日の夜は卓袱台の上のネスカフェの瓶だったかお茶筒の上に愛用のオリンパスV75をのせて、家族の会話を録音していました。(私はそういうことを日常的にやっています。)それで、私がよそを向いている間でしたが、たまたま家族がどちらかを無頓着に取ったときだと思うのです。私が卓袱台に向き直ったときには、すぐに片付けなかった器に残っていた夕飯の煮っころがしのおつゆの中にV75がひたっていたのです!
「ぎゃああああ!」
あわてて取り出し、周囲を拭きました。落ちたのを見ていてすぐに取り出したなら大したこともないと思うのです。でも1分、いや2〜3分たっていたかもしれません。

電源は入っていますが録音は止まっていました。でもよく見ると、表示されているデータの日付が2月11日です。本体メモリーのデータが出ているのでした。マイクロSDに切り替えようとすると、その操作は可能ですが「カードを挿入してください」と出てしまいます。マイクロSDカードを取り出すと一部が濡れていました。ということは中も濡れています。でもあんなに小さい穴の中を拭けません。(拭いて済む話でもありませんが。)

MacにつなぐとV75を認識しましたから、本体メモリーの内容を全部コピーしました。(一部または全部を既に移していた気がしないでもないのですが念のため。)いっぽうマイクロSDは認識しないのでした。

というわけで本体メモリーは無事で、ファイルを選ぶことも再生できることもわかりました。ただし本体メモリーは満タン状態でしたから、初期化しないと新しい録音が可能かどうかわかりません。(まだ試していません。)マイクは露出していますから最初に濡れたはずで、それも心配です。

たまたま同機種のV85も持っていますから、マイクロSDカードをそちらに入れてみますと再生が可能でした。(とりあえずデータは全部無事で助かりました。)ということは、V75のSDカードを読み取る部分が濡れて壊れたのでしょう。

ネットでオリンパスのサービスステーションを調べ、朝の10時すぎに電話しました。
(コンピュータは同じ水害でもジュースなど「砂糖水」のたぐいが最悪でイチコロだと聞いたことがありますが)煮っころがしのおつゆも残った塩分が後々内部を腐食させていくことがあるそうで、修理したからといって完治は難しいとのことでした。その上での修理代が1万円+なのです。今回は第一に「濡らした」こと、第二に液体が「煮っころがしのおつゆであったこと」がまずかったのでした。


さて、いじっているうちに充電切れの画像が出ました。それで再びUSBをMacに繋ぐと、律儀にもいつもどおりの充電が始まりました。壊れたのはたぶん一部なんでしょう。幸いまだV85がありますから急いで買う必要はありません。(カメラのときはどうかしていました。)あとで全部を初期化してみて、また使えるようなら使える部分を使おうと思います。

今月の反省:(1)私はデジタル機器の取り扱いについて、根本的に態度を改めなければいけないようです。
      (2)食事の後片付けはさっさとやりましょう。

2012年3月7日

携帯電話で迷い中



先週の土曜日に携帯電話を壊してしまいました。(しかもデジタルカメラと一緒にです。)とても気に入っていたのに同じ機種はもう作っていず後継機種もないということで修理に出したのですが、治らない場合を考えて次の機種を選んでいるところです。

電話なんか大嫌いなのに、事情があって一昨年の7月に初めて携帯電話を買いました。長年のMacユーザーとして「どうせ買うならiPhone」と思っていましたが、当時は品切れで入荷待ちだったため、お店の中で一番よかった「お子様ケータイ」を買いました。それなら今度こそ「iPhone」かというところですが、この1年半の間に考えが変わり、私は「スマートフォン」というやつがとても嫌になりました。

ところが世間では今やスマートフォンが主流で、「携帯電話」が過去になりつつあるというのですから驚きました。「スマフォ」の良さはわからないでもありません。でも誰もがあんなものを持つ社会がいい社会のわけがない、と私には思えるのです。

それでケータイですが、私は周囲の人達が持っているようなケータイが嫌なんですヨ。「人と同じものを持ちたくない」というのではなく、あの二つ折りの形が好きになれないのと、使わない機能のテンコモリが嫌なんです。はっきり言って私に必要なのは通話のみ。メールもしません。(メールはMacでやります。)いらない機能は使わなければいいだけですが、できれば必要だけを満たす機種がないものかと。ですから「らくらくフォン」が有力候補でした。でもお店にいくと、老人用のケータイも今では二つ折りで、文字がゴチャゴチャ書いてあって、うっとおしい姿をしていました。残念なことです。

家電の量販店へ行くと各社の製品を一度に見れますから、地元のヤマダデンキでいろいろ吟味しました。そして今候補にあるのは「ハニービー4」(上の写真)と「ルミックスフォン」です。

「ハニービー」はPHSなのでした。(PHSってサービスを終了したと思っていました。)小さくてチャチくて、文句ナシにカワイイ! 色がきれいだし、ボタンが少ないし、文字がゴチャゴチャ書いてないし、二つ折りじゃないし、軽いし、形だけじゃなく中身の画面のデザインもカワイイし、それに維持費が他社より安いんです。高校生や大学生にとても人気があるそうですし、二つ目に持ったり家族で色違いで持つ人もいるそうで宜なるかな。(ハニービーのスマートフォンもすご〜くかわいいんです。iPhoneより好きです。)問題はソフトバンクから電話番号を持ってこれないことです。(でも下4桁の番号なら同じものを取りやすいそうですが。)

● ウイルコム、HONEY BEE 4

いっぽう「ルミックスフォン」はカメラに電話がついたものです。実は一昨年お子様用を買った後にレトロなカメラに似せたデザインの同様のケータイを見つけて「オモシロイ!こういうのが欲しかった!」と思ったことがあり、カメラとケータイを一度になくした今の私には一番いい品物です。(壊したカメラもルミックスですから上手いぐあい。)ソフトバンクのお店で見たときには4万円以上して、私にはとても買えないと思ったのに、同じものをドコモに乗り換えて購入すると「タダ」だと教わってビックリ。しかも今月末まで2万円のキャッシュバックがあり、ソフトバンクの解約とドコモの契約にともなう諸経費も相殺されてしまうというのですから。もちろん電話番号も持って行けます。がぜん欲しくなりました。ただ問題は、これを見る直前にリコーのコンパクト・デジカメを注文してお金も払ってしまったのですよ。(取り消してもらえないこともないでしょうが。)


● ルミックスフォン/ドコモ
● ルミックスフォン/パナソニック

とはいえ「ルミックスフォン」のルミックスはデジカメのルミックスとは違います。店員さんのお話やメーカーのサイトなどを自分でまとめてみますと、人がケータイで撮りたがる種類の写真の機能に特化した感じで、そちら側へのサービスはテンコモリですが、カメラとしての性能は、たとえば望遠など遥かに劣ります。とてもデカくて重い。今はカッコよく見えるけれど、契約期間の2年の間には飽きそうな気もします。ヤマダデンキのカメラ売場のおにいさんが言うように、所詮は「カメラとしても電話としても中途半端」でしょうか?

「ルミックスフォン」とデジカメの両方を持ち歩くなら意味がありません。どのみち通話の契約しかしない予定ですが、いろいろ考えれば「ハニービー」が賢明か......。迷います。

といいつつ、ソフトバンクの「お子様ケータイ」の修理がうまくいけばまた使います。それを祈るばかりです。


(追記:3月21日)
ソフトバンクに修理に出したケータイは、2週間たっても音沙汰がありません。修理が無理なら早く連絡がきそうなものですが、遅いのは治りそうだということ? とまれ昨日はお天気もよくて、お散歩がてら駅前のドコモに行きました。ケータイというものは他社へ乗り換えるのが一番お得だと知りましたが、2万円のキャッシュバック(商品券だそうですが)は今月末までですから、修理を待たずに乗り換えるべきかもしれないからです。駅正面の新築ビルにあるドコモはソフトバンクの何倍も広くて、店員さんもお客も何倍もいて、こういう世界をよく知らない私は驚きました。

そこであらためてルミックスフォンも見ました。でも新しいデジカメを買ってしまった今では非現実的です。ドコモで見たケータイの中では1年前に出たという「F−O5C」というのがいいと思いました。色は白、黒、ピンクのみ、裏側がいかにも手抜きなトホホな姿をしていますが、ほどよい大きさで持ちやすい形をしており、二つ折りではないし、数字のボタンはスライド式で必要なときだけ出せばいい作りです。鉛筆型のタッチ用の棒のような物がぶらさがっていますが、おそらく通話に必要ありませんから、外せば邪魔じゃないでしょう。

● ドコモ F−O5C

2012年2月29日

zazzle: あれよあれよと第3位!



昨日(2月28日)いくつかまとめて商品を公開しました。こんどはアナトリアの伝統的な模様を使ったものが中心です。アナトリアとはトルコのアジア側の地域で、模様の名前は「アップル・スライス」。(リンゴの輪切り、というよりリンゴの芯のように見える模様です。)そのときメッセンジャー・バッグも二つ作り、夜になって公開しました。↓これです。

「Apple Slice」の多色使いの一つ目

「Apple Slice」の多色使いの二つ目
私は一つ目のほうを気に入っていましたが、今朝お店を見ると二つ目のほうにアクセスがあり、その後見るたびにこっちだけアクセスが増えているのでした。それでランキングをときどきのぞくのですが、じわじわ上がり、夕方にはとうとう人気の順の1ページ目に出たのでした。「ヤッホー!」の気分でした。ところがですね、夜の11時頃にはナナナナント「メッセンジャー・バッグ」の中の「パターン(模様)」のカテゴリーで第3位じゃありませんか!!! 8400個以上ある中でです。(記念撮影をしました。一番上の画像です。クリックすると大きくなります。

さらに、そのとき、より広い「メッセンジャー・バッグ」のカテゴリーでは4万1000個以上あるなかで第17位です!!
(追記: このブログをアップした後16位になりました。その後は寝たので知りません。)

すごすぎます。

コメントも2つもらいました。いずれも「TBA おめでとう」というのですが、「TBA」って何? Pさんがインド旅行中のため、英語ワッカリマセーン。



(追記)その後3月1日未明、私は発見したのです。左の図は私のお店のサイドバーですが、「like」の欄に「1」とはじめて数字が入っているではありませんか。どこのどなた様か存じませんが、私のお店を「好き」と言ってくださる方が現れました! なんの造作もない見てくれのお店ですが、中身を気に入ってくれたなら、こんな励みはありません。去年作ったテキトーなやつは消していき、いいもののあるお店づくりをしたいと思いました。



(追記:2012年4月5日)「TBA」の意味がわかりました。「TBA」とは「Today's Best Award」すなわち「本日のベスト賞」という意味で、私は2月28日に受賞したのだそうです。今日久しぶりにこの朱色っぽいバッグのページに行ってみたら、上のようなご褒美のリボンが付いていました。(しかしその「本日のベスト賞」がどこに載るのか、いまだにわかりません。)

2012年2月23日

zazzle: みんなレトロが好き?


昨日こういう模様を作りました。クッション用に色違いをたくさん作っていたときにできた模様の一つです。どこかしら昔の子供の本の挿絵や本の装丁を連想するような、旧ソ連の時代遅れの絵本とかチェコのカレル・チャペックなどを連想するような、野暮ったくてやさしい感じで、いい感じです。それに森ではないのに熊が狐がでてきそうな雰囲気にも思えて「昔の絵本の色」という題(商品名)をつけました。ここにチャペックみたいな狐の絵が描けたらなあ......と思いつつ、ひとり悦にひたりました。それでクッションにしてアップロードしました。

え、え、え〜っ、そのクッションが「しまもようのクッション」で検索すると人気の順(=アクセス数)で3位になっていました! 1700この中でです。私のお店の中では順位を上げていたのですが、まさかお店の外の1700この中で3位になるとは思いませんでした。日本時間2月23日夜10時40分頃の一瞬だけだったとしても大したものです。記念(証拠)に画面をとっておきました。(クリックすると大きくなります。)それからもう一つ、前にここで紹介した黄土色のしまのクッションも42位にありました。



クッションは今年になってあらたに加わった商品ですが、全部でいくつあるだろうと「throw pillow」で検索すると、なんと既に4万4000以上のデザインが集まっていました。その中で「しまもよう」を自称するのが1700こしかないのは少し不思議な気がします。でも4万4000この人気の順の1ページ目を見ていると、どうやら縞だ水玉だという「もよう」よりも「絵」が多いようですね。そんなことを思っていたら、そこにしまもようのクッション」で1位の黒白のクッションがありました。おやと思い、次のページを見てみました。そして3ページ目も見てみたら......なんと129位にこのクッションがあったのです。129位ですよ、正確には4万5635この中の129位。すご〜い。13インチの画面に入りきらず、ぎりぎりですが記念に(証拠に)とっておきました。↓



商品はこれです。↓



結局 zazzle の話ばかりで申訳ありません。
(つぎは CafePress で作ってみようと思います。)

2012年2月19日

zazzle: 「帽子ねこ」のコーヒーセット



ここ数日、ロン・ポールの選挙もそっちのけ、作りかけの縄文土器さえ乾くにまかせてzazzleをやって、100個くらいアップロードしました(すなわち商品として公開しました)。昨日いいのが出来ましたので、そろそろひと区切りつけて家事に戻りましょう。

ね、ね、ね、カワイイでしょう?? 昔の陶器製のおままごとの絵付けの雰囲気がありますよ。「帽子ねこ」のコーヒーセットです。4年前、着るものがなくて大急ぎで作ったアイロンプリントの「Tシャツ for パイユドール」のネコの絵が、今こうしてポットやカップになるなんて、なんとまあ楽しいこと。

製品名は「ティーポット」です。でもちょうどネコが六匹入ったので、おなかに「C O F F E E」と文字を入れてコーヒーポットにしました。1リットルくらい入る大きいのと、たぶん300ccくらいと思われる小さいのと2種類あります。くわしい説明はみつかりませんが、大きいポットは絵のゆがみから考えて、上から見ると楕円形をしているのだと思います。(でも丸かもしれません。よくわかりません。)

このマグはこれまでのとは違う新製品で「エスプレッソ用マグ」とのことです。エスプレッソといっても大きさは日本のふつうのコーヒー茶碗くらいのようです。そしてマグだから受け皿はないのです。あとは水差し(ピッチャー)とキャニスター(キャンディ入れ)を作りました。ピッチャーはミルク入れというよりは水差しの大きさです。

私は小さいポットとマグを買って、おままごと気分のコーヒーを味わいたいと思います。(月曜日まで15%割引です。果たして思い通りの品物が届くでしょうかっ?!?!?!)

zazzleには不満もありますが、しばらくは作る楽しみ使う楽しみを享受することにします。

● 大きいティーポット


● エスプレッソ用のマグカップ
● 水差し(ピッチャー)
● キャンディー/クッキー入れ
Cute cat candy jar - white #2 candyjar
Cute cat candy jar - white #2 by KRfabric
Browse Zazzle for a different candy jar.


本日夕刻の「帽子ねこ」グッズの人気(アクセス数)ベスト12はこちらです。zazzleには毎日大量に新作がアップロードされますから、いったんアップロードしたものはどんどん奥に入って行って人目に触れにくくなります。順位もこれくらいで固まりそうです。(クリックすると大きくなります。)ところで、夜も更けてから「かわいいクッション」を検索すると一昨日から200点増えて4600こ、あらら......ピンクの「帽子ねこ」は251位に急落していました。

2012年2月18日

zazzle: 「帽子ねこ」が躍進中



今しがたzazzleで「cute pillows」(かわいいクッション)を検索すると、約4400この中でなんと私のピンクの「帽子ねこ」が第100位にいました!(数えちゃいましたよ。)

「cute pillows」で、ねこと限定していないのに、です。
1ページに60こ表示していますから2ページ目です。
いや〜、この子ナカナカやりますね。あんがい国際派ですね。
誰も買ってくれないけど、見てもらえるだけでうれしいものです。

結果は刻々変化しますが、興味があればご覧ください。↓

● zazzleで「cute pillows」を検索

ついでに、この「帽子ねこ」のクッションの売場はここです。↓

2012年2月8日

バーチャルなクッションを作りました

zazzleで新たにいくつか布製品が作れるようになり、さっそくクッションを作ってみました。気分はテキスタイル・デザイナー。わりとあくの強いのが好きです。


すごい、日本価格55万7740円です!!! 以下同様。
A la South East Asia throw pillow throwpillow
A la South East Asia throw pillow by KRfabric
Browse other pillow designs on Zazzle.



このクッションは木綿で50センチ四方の大型で、長四角のもあり、両面に印刷できます。(CafePressのクッションよりずっと上等です。)ただし詰め物付きのため、買うときはまたもや送料が高くつくと思われます。

私なりに自分の好きなものを作っています。これでも作った中からいいと思うものを選んでアップロードしています。本当は図案や写真ばかりでなく自分で描いた絵をもっと使いたいのですが、私がとっておいた子供時代からの絵はほぼすべて捨てられてしまったし、今は落ち着いて描く時間がなかなかなくて、こういうのばかりです。(ここを見た人はたぶん3つ目のクッションが一番いいと思うのではないかと予測するのですが、これはどなたかが作ったコピーライトフリーの、おそらく10年以上前の画像です。私はまだまだだと思います。トホホです。)

zazzleにもeBayのようにプロがいて、売れるものをガンガン作ってそれを商売にしている人がいるようです。でももし私が月に10万円を得ようとしたら、マグカップが毎月1000個売れなきゃならないのですよ。普通なかなかそうはいかないでしょう。私だって煙草銭くらい得られたらいいと思いますが、(このブログが人様に見てもらえるようになるまでを考えれば)最初の1個が売れるまでに2〜3年、そのあと年に数点売れたら大大大成功なんじゃないでしょうか。

でもここには作る楽しさがあり、ついつい夢中になってしまいます。タダだし。



See other gifts available on Zazzle.

2012年2月7日

朝日ニュースター

きょう夜8時からの「ニュースの深層」を見ると、12月でジャーナリストをやめたはずの元・火曜日担当の上杉隆がキャスター席に鎮座しているじゃありませんか。3月でこの番組もおわるから、残る8回を上杉氏がやることになったのだそうです。ゲストはなんと元・木曜日担当の葉千栄でありました。中国の時事問題などが話題でしたが、途中おもしろい話がありました。この番組のスタッフはわずか4人! カメラは3台で、うち1台は固定。ほんとにお金をかけずにいい番組を放送していたんですね。そういう形のテレビ局こそこれからの時代の主流であるべきでしょうにね。

朝日新聞社が作った「朝日ニュースター」というケーブルテレビ局が去年朝日放送に買われてしまいました。(売られたのかもしれませんが。)4月1日付で持主がテレビ朝日に変わるとのことです。その話は昨年12月に、土曜のお昼の「愛川欽也パックイン・ジャーナル」という番組が公表して人の知るところとなりました。持主が変われば残る番組、終わる番組、中身を変えて残る番組があるそうです。とりもなおさずテレビ朝日の好みでしょう。それで看板番組の「パックイン・ジャーナル」と「ニュースの深層」が終わるのですから、あとは推して知るべし。これをきっかけに、なんでも20万世帯が朝日ニュースターを解約したそうです。(うちは何局かセットの契約のため朝日ニュースターだけ解約するのは面倒ですし、少しは様子をみようと思います。)

私はここが好きで、いろいろな番組を見てきましたし、長いことテレビはこの局しか見ていないといってもいいくらいでした。「パックイン・ジャーナル」はたしか911の翌年から10年くらい見ています。地上波の番組では出てこない話題や地上波のニュースではわからないことを詳しく解説したり、地上波のニュースを否定することもあり、一度きいてもわからなくてビデオに録画したり再放送を見たり、理解しようと努力したものです。そのうち私もだんだんいろいろなことがわかってきて、楽に見れるようになりました。(投書も2回読まれたことがありますよ。)しかしここ2、3年は司会者愛川欽也の老化といいますが、話のくどさやつまらない知ったかぶりが耳についていましたが、ときどきいいゲストが登場しますし、田岡俊二氏や二木啓孝氏のお話は面白くて好きでしたから、番組がなくなるのは残念です。

私が朝日ニュースターを見始めた頃には毎晩8時から「ジャーナルA」とかいう名前の番組があり、デーモン閣下があの姿のままでニュースを読んでいました。あるときそれが終了し、次に始まったのが「ニュースの深層」でした。月曜から金曜まで、日替わりのキャスターがそれぞれ得意の分野を中心にゲストをよんでじっくり話を聞くというものです。この番組は第一回からほとんど欠かさず見ていました。3〜4年前だと思いますが、ここに出てくるゲストとネットの「ビデオニュース・ドットコム」に出てくるゲストが重なることが多くありました。じっさいつながりがあったのでしょう。その後ビデオニュースの神保氏は朝日ニュースターでニュース解説の番組を持ちましたし、ビデオニュース人脈の人が「ニュースの深層」のキャスターになったりしましたから。

「ニュースの深層」では何度か司会者が変わりましたが、そのときは残念に思うのですが、次の人も面白くてやっぱり見ました。でも一昨年水曜日の宮崎哲弥がやめて土田早苗になると、あのネバっこい声で毎回人権の話ばかりで水曜日を見なくなり、去年木曜日の葉千栄がやめて火曜日を見なくなり、12月で上杉隆がやめて火曜日を見なくなり、それで全然見なくなりました。でもこういう番組が終わるのは嘆かわしいことだと思います。(しかし続いたとしてもこれまでのような番組を続けることは不可能でしょうし、もしかしたら内容を変えて続けるよりも終了することを選んだのかもしれません。)詳しい事情は存じませんが、テレビはほんとにおしまいですね。


おまけ 宮崎哲弥「トーキングヘッズ」、最近再放送したもの

● 宮崎 哲弥&橋爪 大三郎 - 憲法って何?(1/4) 




(追記:3月21日)

● テレビ朝日のCS放送! 朝日ニュースター 新しい公式サイト

このサイト内にある4月1日からの番組表を見ると、朝日ニュースターはいわゆるスポーツチャンネルになるようですね。ひどい話です。武田鉄矢の「週間鉄学」、西部邁と佐高信の「学問のすすめ」、海堂ナントカの「海堂ラボ」が「セレクション」として所々に載っています。いずれも時事問題に触れない番組ですね。これを見れば時事問題に直接触れる番組を、テレビ朝日という全国ネットの大テレビ局が嫌っている、あるいは価値を認めないということがよくわかります。テレビ朝日はスポーツチャンネルが欲しくて、あらたに手続きをするよりもグループ内で手に入れようとしたのでしょうか。朝日ニュースターは業務を手放したいと考えていたのでしょうか。それとも朝日ニュースターの流儀が通用しない時代となり、テレビ朝日が自分の好きに使うことを条件に救済したのでしょうか。

いろいろ想像はできますが、「絶対に言論統制ではない」と言いきれるのかどうか。そこだけは明らかにしてほしいものです。

ネバダ州での一つの「不思議」



アメリカ大統領選挙の共和党予備選は5つを終えました。上の票はその5つの州でロン・ポールが獲得した票数を4年前と今年で比べたもので、ポールのファン・サイト「Daily Paul.com」の投稿にあったものです。

● Does this look fishy to anyone else? みんなにも疑わしく見えないか? 2012年2月6日付

2008年の大統領選ではロン・ポールはおそろいのTシャツもない「無名の下院銀」から出発しましたが、この4年で目をみはる支持と知名度を得ました。また大手メディアも認めるように、ロン・ポールの支持者は全米にくまなくいます。候補者の宗教や政策によってある州では人気があるが別の州では好まれないといった支持の偏りが、ポールにはあまりないのです。4年前の支持者はまだ選挙権のない世代を含めて若者層が圧倒的でしたが、今では年齢層もひろがりました。そうしたことは誰もが認めるところです。

そういうわけで、1月3日に予備選が始まって4つ目のフロリダまで、1位にはなれなくても各州での得票を2倍から5倍も伸ばしています。ところが2月4日のネバダに限って6087票から6175票にしか伸びてないのは、普通ありえないだろう、ということです。

私はとってもあやしいと思います。
その後YouTubeに上がったビデオを載せます。

● What Happened to Ron Paul's Vote in Nevada? (ネバダのロン・ポール票に何がおきた?)



7日のようですが、もと連邦判事のナポリターノが自身のテレビ番組「フリーダム・ウオッチ」でロン・ポールの子息で上院議員のランド・ポールと法律の話などした後に、同じ票を示して尋ねました。ランド・ポールは「これには驚いている。でも2008年にカジノに運んだまま4年間数えていない票がある。こんどもそれを心配している」と語っています。4年間数えていない?! ス・ゴ・イ・デ・ス・ネ!

明日7日はミネソタ州とコロラド州です。どうなるでしょう?

2012年2月5日

2月4日、ネバダ州

(2012 Election Central より借用)


さあ、「コーカス」で「開いている」ネバダ州の番がきました。
でも結果は上のとおりでした。

日本時間朝9時のCNNはロン・ポールのミネソタでの演説で始まりました。(ネバダ州の予備選なのに、次のミネソタにいるのですね。)フロリダ・プライマリー後のスピーチではポールの口が曲がっていて少し心配でしたが、今日はいつもどおりです。今日はお喋り係もポールについて語りました。「無視できない存在であることは間違いありません」と。

字幕で期日前投票の数字が出ています。ロン・ポールは2位であるものの20%、1位のロムニーは62%です。すべて開票を終えたとき、逆転はありえるでしょうか? 以下ギングリッチ19%、サントラム9%です。

CNNの立場としては相変わらず「ロムニー対ギングリッチ」の選挙と見なしています。「ギングリッチが3位なら、共和党内での戦いではなく、オバマ大統領との戦いになります」とわけの判らないことを言います。

また、「経済が一番」と考える人がロムニーに投票していると。
オバマに勝てる候補者としてロムニーをあげるのが74%であると。
ネバダ州とはモルモン教徒が26%だそうで、その90+%が同じモルモン教徒のロムニーを支持。カトリックが42%いるものの、無宗教だという人の50%がポール支持。また自称ティーパーティーの51%がロムニー支持。そういう数字が出ているそうです。

開票が始まると、1位ロムニー、2位ギングリッチ、3位は僅差(2票差)でポール、4位がサントラムです。

ウルフ・ブリッツァーがミネソタのロン・ポールに生のインタビューをします。その第一声が
「勝てなくても満足できますか?」
その次は
「少なくともスーパーチューズデーまでは続けますか?」
よくききますね。
「どの州で勝てると思いますか?」
「私はとにかくメッセージを与える、動機づけを与えるのが私の使命だと思う、手元に資料がないから予測はしません。」
ポールはいつでも紳士です。

「ニューハンプシャーは保守色が強く、ティーパーティー運動が盛んな所。そこでギングリッチが1位でした。ネバダも保守色が強く、ティーパーティー運動が盛んです」と言ってから、「だからロムニーが1位です」......って、話がかみあわないんですが、同時通訳さんのせいですか?

「ある集会では25%がギングリッチに投票。全米で失業率が一番高いネバダ州の人達がお金持ちと同じ投票行動をとっている。今夜の結果は驚くべきもの」というのですが、合理的な解説は何もありません。テレビの特番て、何を言っているのか全然わかりません。(おバカにもわかるようにやってください。)

要するに、
「モルモン教徒が多いから、モルモン教徒のロムニーには有利だった」
「全米で一番失業率の高いネバダ人はお金持ちと同じ投票行動をとり、貧しい人にあまり興味がないと発言して顰蹙をかったロムニーに票を入れた」
ということのようで、選挙がイイカゲンなんですか、選挙報道がイイカゲンなんですか?(というか......。)

集会当日は、ロン・ポール支持者に不利となる障害もあったといいますし、ポールは日曜日のテレビ番組で票を全部数える前に結果を出してしまったことを批判し、最後まで数えると話しました。(それを読んだサイトが行方不明です。わかったら追記します。)得票数は州内の各集会所(=投票所)からの報告を合算して出すらしいのですが、現に「集計結果」として発表されているものは、私が一番上に引用したものを含めて、どれも集会所の数の70%分くらいです。


さて、「プライマリー」の州では党員が投票用紙の名前にチェックして投票箱に入れるという、いわゆる投票をするのですが、「コーカス」の州では投票以外に人々が発言をするというのです。その様子を写したビデオがありました。(CNNで放送したものです。)ちょうどロン・ポール支持者の発言の時間なのか、ポールが語ってきた様々なことをあげて「だから私はポールが一番ふさわしいと思う」と意見を述べています。この光景を見ただけでも、私達とはずいぶんちがう選挙をするのだと思います。しかも「遅い時間の集会」ということで、夜です。土曜日の宗教行事を終えた人が参加できるようするためだそうです。このビデオで、ある青年がとても情熱的にポール支持を語りだしたところで中継が終わってCNNのスタジオに戻ってしまったところが、なんだかわざとらしくて残念です。

● Ron Paul Supporters Speak Out At Adelson Caucus In Nevada 02/04/12 ネバダ州エイデルソン(と読む?)党員集会でロン・ポール支持者が発言する



(追記)そしてこのように数えるのでした。

● Clark County, Nevada Late Vote Count



また、小さな町のようですが、町の党員集会に参加した共和党員の58%がロン・ポールに投票した所がありました。(あれ、同じエイデルソン。上のビデオの集会での結果ということですね。)
Adelson Caucus Results (Clark County, Nevada)

Ron Paul 58% (183 votes)
Mitt Romney 19% (61 votes)
Newt Gingrich 18% (57 votes)
Rick Santorum 5% (16 votes)
None (1 vote)


ところでですね、私は今日は外出で、夜帰宅してからネットで開票結果を見ました。いつものCBSニュースのサイトです。(ここのチャートが見やすいから好きなんです。今日の一番上のは Election Central のものですが。)



それでですね、その大統領選特設ページの中の「代議員数」のページを開くと間もなく、ちょうど候補者の写真が並んでいる欄に文字の書いてある四角いものが現れて、顔写真の上を左右にうろうろ動くのです。そして左端の余白で止まりました。私は「なんじゃ?」と思いましたが、スクリーンショット(画面の撮影)を忘れたのは失敗でした。その四角には「こんなの見ないでこっちに来てください」みたいなことが書いてあり、「進む」と「ノーサンキュー」のボタンがありました。私は進んでみましたよ。するとこういう画面です。(ここから画面を撮りました。 クリックすると大きくなります。)









これはハックでしょうか。「あなたの回答は絶対に公開しませんから本当のことを聞かせてください」みたいなアンケートです。最初に生まれた年をきかれました。次に住んでいる所のジップコード(アメリカの郵便番号)をきかれました。私はテキトーな数字を入れようかと思いましたが「アメリカに住んでいない」という方にチェックを入れると、「それならけっこうです」という文字列と共にアンケートは終了したのです。独自に票を数えようとしているのか、不正行為や結果への疑問を拾い集めようとしているのか。でもそのURLを入力してみると、マーケット・リサーチ会社ではありませんか。釣りですか? CBSはこれを許しているわけ? CBSがやらせたわけ?

その「代議員数」のページを再読み込みしても、あの四角は二度と現れませんでした。嘘ジップコードを入れてみればよかった......







(追記:2月6日お昼過ぎ)CBS news.com のチャートが出てきましたので載せます。(それでもまだ1835ヶ所のうち1638ヶ所分の集計ですが。どうしてこんなに時間がかかるんでしょうね?)ポールは票をのばしてギングリッチに迫り、delegates(代議員)も3人獲得しています。代議員といえば、1月31日のフロリダで、1位のロムニーが50人全員を獲得したのはおかしい、票数にそって配分すべきだという意見が出ていると聞きました。そういう規則がないのか、あってもその場で変更できるのか、ほんとに不思議なアメリカ式選挙です。

2012年2月4日

ケロログでカラオケ


何年ぶりかで「ケロログ」に行きました。「音声ブログ」です。IDもパスワードも忘れて自分のブログに入れませんでした。新しいアカウントを作ろうと思います。ブログを作ってもそうそう人様に来てもらえるものではありません。しかし間違って誰に聞かれてしまうかわかりません。そういう緊張感のある「カラオケ上達への道、進行形」をやりたいんです。ところがいつものようにユーザー名に悩んで先に進めません。ああ、自分を何と名付ければよいのか......。

埒があかないから、他にもカラオケをする人がいるはずだと見回してみました。すると

● 歌のない歌謡曲 AMIさんの素人カラオケ音源制作室

がお見事でした!

懐メロのカラオケ音源を作っておられるのです。歌謡曲、ポップス、童謡をふくめ何百曲とあります。一曲ごとの解説が歌への愛情を感じます。カウンターはついていませんが、ファンが大勢いることでしょう。

滋賀県の75才! 63才からパソコンとDTMを始めたと書かれてあり、このカラオケ音源制作にあたってはきちんとJASRAC(日本音楽著作権協会)のきまりもまもっていらっしゃる。スラバスイ! 歌ってみたい歌があちこちにあります。カラオケでやる前に曲や歌詞を覚えるのにお借りしたく思います。(AMIさん、よろしくお願いします。)

2012年2月3日

ポケットにハモンド



(1年ちょっと前の情報ですが)まるでスティーブ・ウィンウッドのファンのためのソフトですね! 
ス・ゴ・イ・デ・ス・ネ! 
Pocket Organ C3B3 (開発: insideout Ltd.)
でももう iphone、いりませんけどねネ。
iPod Touch ならいいかも?
え、iPadにつなぐとペダルまで入ってる?!

zazzle: 売っているのに作れない?

zazzleのどのページからでも一番上のバーで商品の種類や作れるものの種類を見れるようになっています。でもそこに載っていないものを沢山売っています。たとえばティーポット、コルクの蓋の保存びん、小旅行にもいいショルダーバッグ、ノートパソコン入れ、等々。しかしどこを探しても作る場所がありません。どうして皆さん作って売っているの??? たとえば「teapot」で検索するとズララ......と出ます。その中にはテンプレイトのようなものがあります。「ここにあなたの写真を入れて完成させましょう」みたいなアレです。ではそれで試してみましょう。確かに文字や絵を入れ替えることができますが、商品にする手続き「post for sale」をクリックすると禁止マークが出て機能しません。先月から不思議でした。

やっとわかりましたよ。そういう情報は画面の一番下にある黒い所の、左から2列目の「Forum(フォーラム)」を見るのでした。そこは人々の意見交換とともに、折々に「Announce」としてzazzleからのお知らせが載る場所なのでした。そして昨年(2011年)11月と12月に新商品のお知らせがあり、そこに新商品を作るページへのリンクが貼ってありました。(そういえば、靴が突然消えてしまったあとしばらくしてここのページを知り、既に11月にお知らせが入っていたのを知りました。会員にはメールでお知らせしてくれたらいいものを、各人ひんぱんにここを見に行くしかないようです。)

● 9つの新しい商品
● 新しい商品の追加

というわけで、普通のzazzleのページに出ている商品以外にもこういう品々があるのでした。
スパイラルのノート (notebook)
メモ帳 (note pad)
ジグソーパズル (puzzle)
冷蔵庫などで使う磁石 (magnet)
お皿 (plate)
コースター (coaster)
フォトプラク (photoplaque)......例えば写真の中の人物を切り抜いて立たせて飾るようなもののようです
ノートパソコン入れ (lap top computer case)
ゲルのマウスパッド (gel mousepad)......手が疲れないようゲルを使ったもの
ペットの餌入れ (pet bowl)
特大マグカップ (specialty mug)
キャンディ入れ (candy jar)......コルクの蓋の容器)
ティーポット (tea pot または teapot)
水差し (pitcher)

こうして作った商品を見るには普通のzazzleのページの検索欄に「teapot」「candy jar」など品名を入力します。

現在私が気になっているのは「Rickshaw」というメーカーのショルダーバッグです。上の写真のように人様のテンプレイトを使い作って保存するまでは可能ですが、商品としてアップロードできるページを探しているところです。(たぶんすぐわかる簡単な所にあるはずなんですが......。)

(追記:2012年2月7日)本日zazzleへ行きますと、いつもの「create」のページの一覧表にリックショウのメッセンジャー・バッグが出ていました!!(値段がなぜか非公開時より高いのですが。)
他にも水筒、クッション、ナプキン、ランチョンマット、キッチンタオルなど新しいものが加わりました。(なくなったものもあるかもしれません。たくさんあってすぐにわかりません。)

(さらに追記:2月9日)いつのまにかふつうのzazzleのページのメニューバーに「New Products(新商品)」のボタンができていました。このページから見物と製作ができます。クッションなど布製品やバッグ類へは他の商品とともに「Create」のボタンから入れます。

なお日本版zazzleにもフォーラムがありますが、私はアメリカ版に登録したメンバーのせいか、ログインしても見出しまでで中を閲覧できないのでした。そこに日本版の「zazzleチームからのお知らせ」もありましたが、2010年5月13日付が1件あるだけで止まっています。まともに情報を得るには英語版を見るしかなさそうです。

2012年2月1日

1月31日、フロリダ州

(CBS news.com より借用)

1月31日はフロリダ州の番でした。アメリカ大統領選挙の予備選のやりかたは州によって「caucus コーカス」と「primary プライマリー」の2種類があるそうです。前者は「開かれたもの」、後者は「閉じたもの」。未だに細かいことがよくわかりませんが(ウィキペディアなどご参照ください)、フロリダ州はこれまでの3州とは違い「プライマリー」で「閉じたもの」でした。そういうのはロン・ポールにとっては最初から不利な土地で、選挙活動をいっさいしなかったそうです。(投票日には次のネバダ州にいました。)結果はダントツ4位でした。

日本時間ではほぼ2月1日です。朝10時頃にCNNをつけるとアンダーソン・クーパー、ジョン・キング、ウルフ・ブリッツァーとスター総動員の特番でした。候補者は4人だけですから、得票速報では4人の名前と数字の表が出ます。でもコメンテーターというのか、お喋り係の人達の口から「ロン・ポール」の名前はけして出ません。そしてしゃあしゃあと「オバマに勝てる候補者はいません、共和党には特徴のある候補者がいないからです」と話します。ロン・ポールは存在しないことになっているからです。

いつの間にかダナ・バッシュと結婚していたジョン・キングの解説の番になると、フロリダの年齢分布の表を次々に出し、その中で「ロン・ポール支持が多いのは18才から29才までの層だが、フロリダ州でこの世代は2%」「フロリダは高齢者が多い州である」とのことです。フロリダといえば定年退職したら住む所というイメージですが、そのとおりなのですね。でもそこで開票結果が7%だったのですから、支持者は若い層ばかりではないという証拠かナ?

フロリダの予備選は実質「ロムニー対ギングリッチ」の選挙だったそうです。ディベートでも二人の発言に多くの時間がさかれました、といっても悪口の言い合いですが。ポールはフロリダを捨てているし、サントラムは娘が肺炎で死にそうで家に帰っていたし、あとの二人には有利だったでしょう。だからギングリッチにとって2位は痛手で、CNNのお喋り係は「名誉ある撤退」や「選挙活動計画の立て直し」「資金の枯渇」を言っていました。当のギングリッチは選挙後のスピーチで「選挙を続ける」「ワシントンで民主・共和の規制勢力と戦います」と語るのでした。(でもこの人は人相も悪いし評判も悪いし怒りっぽいし、同じ悪人ならロムニーでいいんじゃないかと思います。)

ギングリッチのスピーチのあとアンダーソン・クーパーは「指名を勝ち取るよりメッセージを伝えたいということですね。指名を勝ち取る資金力がありませんでした。」とまとめました。ロン・ポールは「フロリダは選挙活動に3000万ドルもかかる所だ」と言い、ロムニーの代名詞は「豊富な資金力」で、ようするに大金持ちのロムニーはとびきりお金のかかるテレビコマーシャルを含めてお金で勝ったということなのかもしれませんね。そして代議員50人を手に収めました。(買収という意味ではないのですが、3000万ドルで代議員50人なら、フロリダの代議員一人あたり経費は60万ドル。)

ところで、CNNの同時通訳は「代議員」と言いましたが「delegate」のことで、これが私達が日本でやっている選挙と一番違うところで、よくわかりません。とまれ各候補者は州ごとにこの「代議員」を獲得していかないといけないのです。もちろん票をたくさん得る人が代議員も得るわけですが、最後の勝利(この時点では共和党の指名)を決めるのは投票の数ではなく代議員の人数らしいのです。指名を得るには1164人だか1184人だかの代議員が必要だそうで、誰にとってもまだ長い道のりです。(訂正:1144人だそうです。)

● Ron Paul Energetic Speech In Nevada After Florida voting ロン・ポールの精力的なスピーチ、ネバダにて



CNNに来る前はイスラエルでヤバいことをしていたというウルフ・ブリッツァーは、大きなアメリカ地図の州を差しつつ「ここは誰に与えましょう」「ここは誰に与えましょう」と勝手に仕切るのでした。彼によれば「ワシントンの集会はポールに与えましょう」。ポールにも一つくらいは1位の州を与えないとということですか。

ロン・ポールの選挙活動は「開かれた」「コーカス(集会)」の州に重きをおくそうです。ポールの選挙戦は啓蒙か布教の活動みたいになってきましたが、票を集めるには無駄な努力をしている暇はありません。次は2月4日のネバダ(コーカス)、7日のコロラド(コーカス)とミネソタ(コーカス)です。コーカス3連発、ガンガレ!

ところでロムニーにシークレットサービスがつきました。脅迫を受けたからだそうです。はあ?


(ブログのサイドバーの「内訳」で「ron paul」をクリックすると、これまで書いたポール関係の記事が出ます。)

2012年1月31日

初めてのニット・ソーイング


実は去年の11月に吉祥寺のユザワヤでロックミシンを買いました。2本の針と4本の糸を使って裁断しながら縁かがりと本縫いができるミシンです。その特典として講習を1回受けることができます。なにしろ先生と1対1で教われるぜいたくな講習ですから、やっと予約を取れたのが1月31日でした。その間には家でニットや生地や紙の試し縫いのほか、普通の生地(ブロードのプリント)で巾着袋を作ってみました。ブロードをロックミシンで縫うのには少々無理がありましたが。(糸の調子がニットの伸縮性を考えて設定されているミシンなので、普通の伸びない生地では縫い目がゆるくなるからです。)ニット・ソーイングは先生に教わるまで我慢しました。

生地だけ持参すれば他はすべて貸してくれて、2時間ほどでプルオーバーを1着縫ってしまうというすごいコースです。(ロック・ミシンはそれくらい簡単に服を作ることを可能にする、ということです。)講習では自分が買ったのと同じ機種を使い、ミシンの操作と縫い方の両方を教わることができます。しかもすごーくやさしい先生です!

型紙は決まっており、サイズを選ぶだけ。私はLにしましたよ。多少の変更は可能で、私は丈を普通より5センチ長くしてもらうことにしました。既製品の着丈はたいてい55センチですが、かねがねもっと長いのがほしいと思っていたからです。ハイネックの襟も幅を少し広くしてもらいました。生地は先生が手際よく裁断してくれます。どうやるって、型紙を待針で止めたりしません。ロック・ミシンでは待針を使ってはいけないそうで、生地に型紙を置いたら重しをのせて、そのまま丸いカッターを転がして切ってしまうのでした。あっという間です。生地を裁断するときは型紙を待針で止めて、重ねた布がずれないように注意しながらシロモでしつけして、重たい裁ちバサミで切ったものですよ。それからしつけを一目ごと糸切りハサミで切ってトントン叩いて......縫った後にはしつけを毛抜きで抜いて......ですよ。ロックミシンでは縫うときも待針は使わず、洗濯バサミを小さくしたようなクリップで止めるのです。へえ〜〜〜、ひたすら驚きでした。



生地で服を縫うとき、私にとって一番難しいのは袖付けです。ところがニット地をロック・ミシンで縫うときは、しつけも無しにまるで直線縫いのように縫うのでした。そのかわり一番難しいのは意外にも襟付けでした。襟の部分は直線の長四角ですが襟ぐりは丸いからです。さらに、ニット・ソーイングでは身頃側の襟ぐりに対して襟は必ず85%になっているそうで、襟のほうを伸ばしながら身頃の襟ぐりに沿わせて縫うことになるのです。その引っぱる塩梅がなかなかわからず、途中でちょっと引きつりました。とうめんの私の課題はこういうときの布送りだと思います。

裾かがりは「裾びき押さえ」という専用の押さえに交換しておこないます。この押さえは別売りで2千円ほどだというので買うことにしました。

模様のあるモコモコしたニット地を選んだのは正解でした。下手な縫い方が全然目立ちませんよ! 「最初だから基本を」などと考えて白のTシャツなど作ったら悲惨だったでしょう。私は作業がそうとう遅かったのですが、それでも2時間ちょっとで1着が完成しました。(いちばん上の写真は先生に服を持ってもらいました。本当は先生のお顔も写させてほしかったんですけど。)

さあ、これからはいろんな物を作りますよっっっ!

2012年1月30日

覚醒したらしい御曹司の「Thrive」


以前井口和基氏が「Thrive(スライブ)」というビデオを紹介していました。

● 必見「THRIVE(繁栄)」:P&Gの御曹司フォスター・ギャンブル、”ギャンブル”に出る!? 2012年1月4日付

興味をもちネットで探してみると国内にはなく、アメリカのamazonでDVDを売っていましたが、買おうとしたら日本へは発送しないというのです。それで友人の娘さんがアメリカでお仕事をしているので彼女に頼んでみようかしらと思ったのですが......一晩寝たら今日まで忘れていました。

今日リチャード・コシミズ・ブログを見ていたら、コメント欄に「THRIVEを見ると世界支配構造と世界の未来が見える」というURLを並べたカキコがあって、「な〜んか聞いたことがある......」と思ったら、そのビデオだったというわけです。

というわけでYouTubeでこっそり公開されていますよ。しかも立派な日本語ナレーション入りです。(限定公開という形で、URLを直接入力しないと見れないそうです。)10個に分かれており、URLは以下のとおり。連続再生はできませんのでいちいち入力(コピペ)してください。解説は井口氏のブログをご参照ください。

(追記1月31日: 蛇足ながら私も少し解説します。
いちいち入力が面倒でとくに物理に関心のない人は4つ目から見れば本題です。
5つ目くらいではらわた煮え返ります。
6つ目ではYouTubeではおなじみのシーンですが、グリーンスパンがジム・レーラー相手にものすごいことを言っています。(ものすごいことを言っているのですよ。)また、まさに今日本で消費税消費税と騒いでいるのは、ゼロ金利を変えられないから同じ効果をねらって代わりにやるんじゃないか?と思ったり。
7つ目で佳境に入ります。デビッド・アイクの規範の話はとてもわかりやすいし、ジョン・パーキンスの話は体験談で本当なんですよ。
8つ目でだんだん恐くなるでしょう。まるでタチの悪いマンガ? 「毛沢東指揮下の中国における社会実験は人類史上もっとも重要かつ成功した一例である......デビッド・ロックフェラー、1973年」「その社会実験は平和時に国民7000万人を殺害した」との字幕。(「彼ら」に息を吹きかけられた国家はなぜかすべて自国民の大量虐殺をおこないます。)
最後の2つは希望や解決策について語られています。とくに10こ目では私などには急にいつものうさん臭い感じがしますが、キリスト教文化圏の語彙その他の限界ゆえだと思います。日本人は日本の伝統と文化にもとづいて対処すればよいのですよ。
さて、「サナダムシ」の喩え話が出てくるのはどこでしょう?

「陰謀論」に関心のある人にはすべておなじみの内容です。しかしおなじみでない人には「誰の口からきけば信用するのか」という問題があり、アレックス・ジョーンズでは駄目な人でもあのP&Gのプリンストン大学出の御曹司なら聞く耳を持つかもしれない、という所に私は期待したいわけです。)

(1) 埋め込みが可能でしたので、最初だけのっけました。
あらら! 31日夜8時頃に確認したら著作権侵害ですべて削除されていました。すごい早業です。ずーっと下の方に書いた正規のレンタルで日本語版をご覧ください。5ドルです。
http://www.youtube.com/watch?v=LEniU305fCA


(2)
http://www.youtube.com/watch?v=rRS21Khyr8M
(3)
http://www.youtube.com/watch?v=BfPHAbURux0
(4)
http://www.youtube.com/watch?v=ig1XZHFaEj8
(5)
http://www.youtube.com/watch?v=WE1cYEGMOC8
(6)
http://www.youtube.com/watch?v=rcSz_CsGPwg
(7)
http://www.youtube.com/watch?v=AC-eYDyepw0
(8)
http://www.youtube.com/watch?v=jW8Dh4iKUyI
(9)
http://www.youtube.com/watch?v=Ky4haa_ZUa4
(10)
http://www.youtube.com/watch?v=vnLcjin2Vc4

以上でございます。

「陰謀論」はもはや「論」ではないし「陰謀」でさえない、とっくの昔に「現実」でしょう。(何につけ「変だ」「嫌だ」「何故だ?!」と思うことがらをたどっていくと、誰でもそこへ行き着きます。家業よりも物理学を専攻したP&Gの御曹司でさえそうだった、ということです。)そして日本(日本政府)もどっぷりその「傘の下」にあるということを忘れてはいけないのです。

(地球温暖化を訴えるロスチャイルド家の嫡男デビッド・デ・ロスチャイルド氏の環境運動はいかがわしい感じですが)ギャンブル氏はこれを一つの大きな「運動」にもっていきたい願望があるようです。たいへんな覚悟であろうと察しますが、そのためには何よりもまず最大限多くの人にこの話を届けなければなりません。「陰謀」を白日のもとにさらすことで陰謀でなくすることが一番大事だからです。でも実はその「多くの人に届けること」こそが最大の関門なのです。(考えてもみてください、インターネットが普及して一気に広まった陰謀論とはいえ、十数年たっても未だに一部の人の話題でしかなく、その同じ年月に「陰謀」は急ピッチで実現されているのです。)それについてはまたいずれ。

なおこの映画の専用サイト thrivemovement.com に行ってみると、10ヶ国語版が用意されており、もちろん日本語版もあり、72時間5ドルでレンタルしていました。(支払いはPayPalです。)(YouTubeで見た後でもカンパ目的で借りてもいいかもです。)

また冒頭「この映画に出てくる事実はすべて自主的に検証済み」というような字幕があり、上のサイトの中の資料のページ(Fact Check)に英文ですが逐一説明があります。

でもね、私は完全な理科オンチで、文系的に考え抜いた末、「地球以外の宇宙に人間のような知的生命体は存在しない」というのが結論です。

2012年1月27日

今年も国際キルト・フェスティバル



行ってきました、東京ドーム。今日も奥様がたがいっぱいでした。でもカメラを忘れたので証拠写真はナシです。(意味なく冒頭はお土産のテープです。)

今年のテーマは「不思議の国のアリス」。でもいま一つぱっとしません。「マッド・ティーパーティー」の雰囲気が全然出ていないし。作品でいちばん好きだったのは南米の「モラ」という手芸の技術を使った「カメレオン」のバッグでした。全体に暗い濁った色が多い気がして、私は明るい楽しい華やかなものに飢えているのかもしれません。(かなり疲れているのかもしれません。)そもそも私じしんはキルトをしないため、自分が好きな種類の作品にしか興味がないのです。すみません。

キルト・フェスティバルの会場の半分はキルト関係のお店です。ついついそそられてテープやはぎれをたくさん買いました。

上のテープは1m210円でものすごくたくさん種類があり、計り売りもありましたが、市松模様が気に入って2m巻きを3色買いました。ボール紙に巻いてあるのは同じテープですが、アイロンでくっつけられるよう加工したものです。なんとなく買っちゃいました。

キルト用の生地には模様の小さい柄も多く、ドールハウスのカーテン、お布団、クッション、ソファなどに使えそうなものがけっこう見つかるからです。(ドールハウス用の壁紙とおそろいに特別に作った生地をアメリカなどで売っていますが、ノートを広げたほどの大きさで千円くらいするんです。)ここでははぎれの大きさはいろいろで、200円から400円くらいです。今年はドールハウスの家具を作ってみたいと思っているんです。作り方の本があるのに作らないのはいけませんから。色の濃いのはこげ茶のネルの千鳥格子で、昔っぽいソファを作ってみたくなりました。(がんばらなくちゃ。)花模様の赤い格子柄は、縁取りを付けたらこのままミニチュアのキルトとしてベッドに使えそうです! 


キルト展のお店で興味をひくのは古い着物のはぎれや内外のレトロな生地のデッドストックです。古い布を好むキルターも多いから。見ているだけで楽しくなります。(買うには高く、ぼってるのも多いから。)でも日本のこんなきれを買いました。ネルですから子供のパジャマ用でしょう。なんともかわいいヒヨコ柄です。(よく見ると嘴がしゃくれてるからアヒルの子かも?)子供達への愛情を感じますね。あてずっぽうで昭和40年頃でしょうか? 昔の日本の子供は幸せだったと思います。(私にとってこういう生地は観賞用です。)



国際キルト・フェスティバルのもう一つの楽しみは、何故か毎年やってくる有田焼の全品半額の特売です。私は去年お急須の柄をこわしてしまったため、何かいいのがないかと期待しました。でも今年お急須は少ししかなくて、会期末のせいか全体に種類が少ない気がしました。お店の人にきくといつもの同じだと言うのですが。去年買って大活躍した小さめのどんぶりも買い足したかったのに、こちらは絵が変わってしまいました。(これまでは同じものが何年か続けて出ることが多かったので、少しずつ試しながら買い足せたのに。)たくさん並んだソバ猪口などは絵付けがどれも雑で、まったく食指が動きません。また、これまではすごくきれいで半額でもすごく高いポットや器が奥にあって見るのが楽しみだったのに、やっぱり売れないのか、そういうのもありません。がっかりしました。でも無理して買う必要はありませんから、柄の違う小どんぶりや小さな器など買い足す予定だったものだけ買いました。



そのようにちょっと本命が期待はずれでしたので、半額セールではない、ちょっと上等でちょっと値段の高いほうのお店でミニチュアのお皿を買いました。直径は5センチです。10種類くらいあるシリーズ物の1万円のお皿と同じに作ったミニチュアです。小さくしてもきれいに絵が出ているのを3種類選びました。1枚840円なのですから酔狂なものです。

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