お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

2009年4月25日

巣鴨あたり



巣鴨界隈は大昔から町ですよね。お地蔵さんとは反対側です。昔ながらの、個人のお店が並ぶ商店街。こういうのが好きです。この並びにおいしい和菓子屋さんがあり、一度か二度買ったことがあります。でもたいていは急いでいて寄り道できず、帰りは遅くて閉まっていて、なかなかありつけません。



住宅街に入るとこんな路地があります。未舗装の砂利道。いいなあ。



とどめは銭湯。



「おかめ湯」かと思ったら「おとめ湯」でした。あ〜、入りたい。


ところで、駅のエスカレーターで前に立つご婦人のニットのチョッキが Kaffe Fassett みたいだったのですが。前身頃のデザインはわかりません。でもこのパターン、見たことがあるんです。声をかけたかったけれど勇気がなくて、でも盗撮してしまいました。でも......さりげなく本当に Kaffe Fassett かもしれません。いえ、もろにそうでしょうが。ああ、やっぱり聞いてみればよかった......。

2009年4月23日

ネズミのキーホルダー



うーん、いい顔です。カワイイ。昨日イギリスのeBayで衝動買いしました。木製のキーホルダーのようです。ひとつじゃ何なのでクマも一緒です。ほかに蜂とてんとう虫だったか、2種類ありましたが、あまりかわいくなかったので、ネズミとクマの2つです。でもネズミが一番かわいいと思います。



(品物が届くのはまだ先で、これはカタログの写真です。)

ブログを書いていて面白いと思うのは、書かない日が続いたときのお客さんの減り方です。おなじみさんが「どうせ更新してないだろう」と思うとしても、実際は検索結果を見て来てくれる人のほうが多いのに、そちらも連動してドンドン減るのが不思議です。

このひと月 eBay(ネットオークション)ばかりやっていて、買ったものが次々届いているところです。ですから書くことはいつも以上に沢山あるのに、ネタがあり過ぎると頭がこんがらがってしまいます。たくさん買えば、中には壊れて届いたり、部品がなかったり、売り手がいなくなっちゃったり、厄介なことが3件あり、その解決に時間を取られました。また、たくさん買ったから、それを全部ブログに載せたら「この人バカじゃないかしら」と思われそうで、どれを載せようか迷います。いいオモチャが届くといい写真を撮りたくなり、そういう欲が出るとなかなか撮れません。ああなんてグズなんだと思います。

2009年4月20日

スティックレイのミニチュア


スティックレイの家具への関心が高まったまさにその時、eBayの検索で出品したての凄い物を見つけました。職人技のハンドメイドのセットです。昔横浜で見た、あのリビング・セットそのものじゃありませんか! 縮尺は正確に12分の1。つい立て、敷物、クッションも付属で、家具が6点、お揃いのスタンドは実際に電気がつくという凝りよう。

「クラフツマン・スタイル」という出品名ですが、スティックレイの家具はいろいろな呼び名があるようです。ドールハウス家具の「ミッション・スタイル」よりも私が昔横浜で見た家具にそっくりですから、そもそも私が憧れたのは「クラフツマン・スタイル」だったのかもしれません。詳しいことはまだよく知りません。

出品者はアメリカ人、大学で美術史を専攻したのち東海岸でアンティーク・ショップを経営するかたわら、長年趣味でミニチュア家具を作っているという人です。いろいろな国のいろいろな様式の家具をいろいろ作っているそうです。過去の作品はわかりませんが、今回出品した3つのセットもまったく違う様式でした。どれも木材選びからデザインの表現、特徴ある細部、家具の構成にいたるまで素晴らしいできばえです。

最初の値段は135ドル。安くありません。でも作者である出品者が最低限受け取りたい金額としては格安です。これがお店に並んでいたら5万円でも7万円でも驚きません。でも先月のこと、プロの職人が作った素晴らしいアーツ&クラフト様式のミニチュア長椅子が30ドルくらいで出て、すごい競り合いの末に300ドル以上で落札するのを見ました。手の上に乗る華奢な長椅子一つにです。これは9点セット。家具だけでも6点。いったいいくらになるのか。しかしスティックレイを知り、藤枝の家具職人さんに出会い、まるで私のために現れたかのようなセット。「欲しいっ!」 私の胸は高鳴りました。落札までの5日間は気もそぞろでした。壁紙は? 床材は? ときどき心臓がキュ〜ンとうずきさえしました。そして…………

買えませんでした。でも執着は残りません。やはり私には勿体ない品物だと思います。所有欲はあったけれど、美しく飾る方法を知らず飾るに足る空間もなく、受け入れ態勢がないのですから。私はむしろこういうミニチュアを楽しむに相応しい人間になりたいと思いました。

さて、この日の午後は理系のYさんから緊急呼び出しがあり、久しぶりにお宅へ遊びに行きました。夜明け前の落札のあと少し仮眠しただけでかなりの寝不足でしたが、競りを見ていた画面のままのMacを持参して理系の人々にも見てもらいました。家具の話など初めてなのに、誰もが「おお」と驚き「凄くいい」と言ってくれたのに満足しました。(わかってもらえるって嬉しい。)その他ドールハウス関連の写真やインド映画のダンスシーンを面白がって見てくれたし、おいしい手料理をたらふくご馳走になって、すっかり癒されたのでした。(4月19日)

2009年4月19日

フィッシャープライスのトイレ


アメリカのフィッシャープライスという玩具会社の製品で、製造の終わったもののようです。普通の小さい子供のオモチャです。プラスチックのきみどり色が鮮やかできれいでしょ? ちょうどこれが届いた頃、同じものに揃いのシャワーユニットが付いたものがずっと安い値段で出たので少ししょげています。でも持ち物としてはこれだけで満足です。

これはオモチャで、縮尺率は関係ないし、便器の蓋は上がりますが戸棚の戸は開きません。でも立派な蛇口がついていて素敵。同じ売り手の出品にあった植木鉢もいただきました。今朝カナダから届きました。(4月18日)

2009年4月13日

花のバスルーム


白地の陶器に柄のあるセットはたくさんありますが、こんなに繊細できれいな花柄は滅多にないと思います。製品に「Handcrafted」と書いてあり、手描きではありませんが手作業の絵付けです。しかも便器の中にもお花! INAX ギャラリーの最高級品のようじゃありませんか。木の便座がノーブル。バスタブの蛇口もきれいで、そこから排水口まで鎖がたれているんです。

ただ残念なことにバスタブと便器だけです。洗面台は壊れたのかなくなったのか、はじめから売物に含まれていませんでした。でも小包が届いて開いていくと…………一筆箋に包まれた物が一つ? 「お揃いの鏡がみつかったから」と一緒に送ってくれたのですよ。おまけです。きゃ〜、うれしい! そんなことがあるなんて。

アメリカのeBayで19.99ドルで落札しましたが、少し昔のイギリス製です。この美しいセットにどういう洗面台を組み合わせたらいいのか、ただのお揃いを並べる以上にできたら…………。イメージは貧困ですが、想像すると楽しくなります。(4月9日)

2009年4月12日

スエーデンのトイレット


ドールハウスの世界では19世紀かそれ以前と田舎風のスタイルに人気があるようで、そういうものばっかりの中で都会的でモダーンな家具は新鮮に感じます。そこでよく見かけるのがスエーデンのLundby社の製品でした。少し昔に作られた「現代もの」です。今ではレトロ・モダンというのか、60年代70年代くらいの感じでしょうか。あちこちに出品がありますが、どこでも競り合いになります。これはたまたま終了の10分前に見つけて参加しました。トイレ付きは珍しいと思ったからです。最後の激しい競りで自分で値段をつり上げるような賭け方をしてしまい反省しました。

何も知らないで買ったカトラリ(4月6日の記事)と同じ Caroline というシリーズの一つで、白い花模様のタイルの絵の壁付きです。トイレと洗面台は別々で、並べても離しても置けます。洗面台には鏡が付いていて、右端に糊付けしてあるのはヘアドライヤーだそうです。このバスルームは他にバスタブとシャワールームがあって一揃いです。バスタブはこの後のオークションで信じられない安い値段で手に入れました(配達待ち)。シャワーユニットは、私の生活感覚からは重要な物ではないので(少なくとも今は)買うつもりがありません。

おや、トレイブラシが壊れている、そんなこと説明に書いてなかったぞ。eBayの画面を見直すと、文字で書いてませんでしたが、拡大写真にはしっかり写っていました。この売り手は送料をかなりぼっていたし、今一つです。(4月10日)


(追記)4月8日に引用したYouTubeのLundbyの動画の中に同じ色のこのセットがシャワーユニットを含めて写っています。4月11日に書いたバスルームセットも実はLundbyでした。イギリスにはファンが多いようです。

2009年4月11日

レトロなバスルーム


イギリスのeBayで、自分が遊んだ60年代のドールハウスを部屋ごとに分けて出品したものを見つけました。色と形の良さはもちろん、説明のしかたに漂う売り手のやさしい雰囲気にもひかれました。同じ色合いのキッチン・セットもかわいかったのですが、素朴で味のある他の部屋と同様に最初から競り合いになりそうでしたから、私は当面のテーマのバスルームセットだけにしました。他に壁に付ける形のお揃いのトイペー・ホルダーと、同じセットなのか別なのか、シャワールームも一緒です。バスタブと洗面台の蛇口(各2つ)は取れちゃって穴があいています。しかし玩具の本体に傷はなく、大事に遊んでいたのだと思います。バスタブの長さは11センチ。プラスチック製ですから細工が細かくて、便器の中には水が流れる穴もあります。これも競りになり、頑張って8ポンドで落札しました。(中央のタイルは私が100円ショップで買ったものです。)


同じ出品者の、お人形など不揃いな小さいものを集めたもの(ロット)です。時代はずっと新しいもののようです。後ろに置いた影絵のような樹木が目当てでした。届いた物を手に取ると、どれも色鮮やかで丸っこくてかわいいんです。小さい子供が普通に遊ぶ普通のオモチャです。日本のお巡りさんとしか思えないお人形は日本製でしょうか。ここに写していないものが他にも数個あります。これは競争がなく、最初の値段(starting bid)0.99ポンドで手に入れました。

2009年4月10日

お人形さんのテーブル・セッティング



Sindy Pedigreeという60〜80年代に生産された着せ替え人形の持ち物の一つだそうで、未使用の品物です。お人形遊びの道具なのでドールハウス用より縮尺は大きくて、大きいナイフは4センチ少々あります。でもデザートナイフもあるし、使い方しだいだと思います。これはテーブルセッティングのセットで、4人分の大皿、小皿、7種類ずつのカトラリに加えて、バターケース(バター付き)、調味料入れ、燭台2つです。燭台はかなりチャチイのですが、ここにワイングラスを加えたらそうとう華やかになるでしょう。

小さい物は前から好きですが、この手のものは陶器や金属のほうが本物らしく上等だと思っていました。でもいろいろ見ているとプラスチックのほうが無理なく形成できるから細工が細かく形がよいようです。(そりゃあ超高級ドールハウス用のカトラリには本当の銀製で本物のままの形をしたものもありましたが。)

ところで送料の話をします。このセットは全てプラスチックでとても軽く、手のひらに乗る小さいビニール袋にザクザクっとまとめて入っており(=売っていたときのままの状態)、それが段ボール箱を利用した小さい丈夫な箱で送られてきました。郵便スタンプを見ると料金は2ドル20セント。これ、最初に表示してあった日本宛ての送料は、USPS Priority International という種類の郵便を使って27ドルだったのですよ。(eBayでは杓子定規な計算が機械的にできるらしいのです。それは「一番確か」な送り方らしいのですが、海外発送に慣れない売り手だとこの通りにやってしまいかねません。)あんまりなので交渉して普通のエアメールにしてもらい、6ドル80セントになりました。(差額の4ドル60セントは梱包料ということでしょう。)日本への送料の確認はとても大事です。落札できるかわからなくても入札前に必ず売り手に問い合わせ、必要なら交渉も済ませておくほうが確かです。

2009年4月9日

小さなお菓子

ああ、夢のようです。

      


あのBetsyさんの作品だと最後にわかりました。2007年頃の作品のようです。もっともっと見たくなりました。

● Betsy Niederer Miniatures ご本人のサイト。編物でいえばアリス・スターモア。

2009年4月8日

ドールハウスのいろいろ

年代を感じさせる、素晴らしい正統派ドールハウス


今も愛好家の多いスエーデンのLundby社製「Caroline」のドールハウス


本物の木の中でねずみさんが暮らすドールハウス
(お母さんねずみの顔こわい)


これはお店ですか。見本市? 素材の種類と数にただただ圧倒されます。
こんな所に行ってみたい。でもコウフンして気絶しちゃうかも。
欧米のドールハウスの愛好家は想像できなくらい多いんでしょう。

2009年4月6日

オモチャのカトラリ!

(写真をクリックすると実物大になります。)

ナイフ、フォーク、スプ〜ン、そういうのをカトラリ(cutlery)といいますが(silverware, flatware などともいいますが)、欧米化したといっても日本は箸文化のせいか、玩具の世界では種類に乏しいと思います。洒落たオモチャ屋さんやドールハウスのお店でも、カトラリは同じ物ばかりの感じです。しかもすごく高いのです。でもカトラリなしで、どうしてテーブルセッティングごっこが出来るでしょう。リーメントにもいくつかありますが、一つだったり二つずつだったり、いかんせん不揃いで盛り上がりません。

というわけでeBayです。カトラリの本場にはオモチャでもミニチュアでも現在売っているものに加えてデッドストックや中古も入り交じって、自分の好みで選べるだけの種類がありました。これはスエーデンのLundbyという玩具メーカーの製品で、Carolineというドールハウス(70年代?)のための小物の一つだそうです。7種類一組が4人分。豪華です。大きさは16分の1で、理屈では12分の1のお皿には小さいことになりますが、小物類の実際の縮尺なんていい加減ですから、個々の小道具に合えば問題ありません。)プラスチック製ですが、柄の細かい飾りもきれいで、とてもよく出来ています。(4月4日)

(訂正: 最初に間違えて「Sindy Pedigree」のシリーズと書いてしまいました。正しくは「Lundby」の「Caroline」です。数時間後に気がついて訂正しましたが、既に読んでしまった方には申し訳ありません。)

2009年4月3日

トイレが届きました


eBayで落札した初めてのトイレが届きました。ドールハウスの家具セットの一つで「bathroom set 」というやつです。バスタブ、洗面台、便器の基本3点セットです。これは中古品で、少なくとも30年くらいか、かなり古いものでしょう。商品説明に予め書いてあったように便器の蓋の所が片方壊れています。しかし未使用のようで、昔のままの箱に入っていました。

その後eBayで何百ものミニチュアのバスルーム・セットを見ましたが、こういう色で無地のセットは他になく、やっぱりこれにしてよかったと思いました。と同時に、現在主流のセットはいくつかあるものの、主流をはずれた古いもの、かわいいもの、高級なもの、変わったものなどたくさんあるのを知りました。オモチャの便器というのがとくに面白くなってきて、当然あれもこれも欲しくなりました。

オモチャの写真を撮って遊んでいた頃は「入浴シーン」が好きで、湯船(バスタブ)が欲しかったんです。でもドールハウスの家具もeBayも思いつかず、ありあわせでした。今は写真をサボっていますが、ここらで小道具を充実させて、いつか再び楽しい写真を撮りたいと思います。(4月2日)

2009年4月2日

リュネット・ジュラ・プチ/ラ・フェデリース/パイユドール


早朝からeBayで負けの三連発。ぐったりです。これではいけないと、簡単にお昼をすませて数ヶ月ぶりの原宿へ行きました。理系のYさんから、リュネット・ジュラ・プチ(あの凄い眼鏡屋さん)が閉店するという話を聞いたのは去年の10月。それにともないセールをやるというのです。行かないではいられません。でも…………ついつい行けなくて。3月末までといいますから、ともかく今日は行こうと思ったのです。

ところが。お店に着くと後片付けの最中で、「29日までだったんですよ」と言われてしまいました。繁華街の商店のこと、「月末」といってもカレンダー・デイト(日付どおり)ではなく、最終日曜日のことだったのですね。あまりにも当然の話に再び肩を落としました。「今日はついていない。やじプラの星占いでは「今日ラッキーなのは金運が最高の…………」とワニさんが5匹並んだのに。(あれもこれも買えなかった=支出がなかった=金運? しょぼい…………。)眼鏡屋さんは表参道ヒルズにある店舗と一緒になるそうですから、あの独特な眼鏡はいつでも見にいけるのですが、閉店セールはもうありません。それにこの住宅街のお家のようなお店が好きでしたから残念です。

こうまでついていない一日。帰りにラ・フェデリーズとパイユドールに寄りたかったけれど、どうしよう? こんなに御無沙汰したから、みんな忘れていて惨めになるだけかしら…………? でもどうせコーヒーを飲むなら他のお店に行くのもナニですから、あの赤と黄色のお家に向かいました。

ドアを開けておずおずと入っていくと………… えー、嘘。なんでみんな私がわかるの?! というくらい笑顔で迎えてくれました。信じられません。みんなの記憶と頭の良さを本当に尊敬します。レモンとバニラシュガーで頬っぺがキュンとなるクレープを食べながら、「こんなについていない一日なのに、なんて嬉しいことだろう」と思いました。しかもお店のMさんが隣に来て、私のショボイ話に耳を貸してくれるわ、アートのことや彼女の針仕事の面白い話をしてくれるわ…………お喋りが楽しくて運勢の急転に驚きます。この建物は荒川修作の「天命反転住宅」ならぬ「運勢反転店舗」なのか?と思いました。雨の晩にたまたま見つけて初めて入ったときの不思議な気持ちを思い出しました。

それにしても私はとてもひどい格好をしていました。家にいたままの服にふだん用の冬の黒い上着を羽織って、頭にはなんと黒のニット帽。昨日までとても寒かったから。でもお天気はいいから歩いていて暑苦しかったら替えようと、木綿のニット帽をバッグに入れたつもりが忘れていたという失態。よく原宿が歩けると思いますよ。我ながら無頓着が恥ずかしくなりました。でも思い切って2階の夢のようなパイユドールにも行っちゃいました。(知らないお店だったら絶対に入れませんよ。)でも彼女もまったく変わりなく迎えてくれて、帽子のことを中心にたくさんお喋りをしました。(お喋りって、ほんとにいいものですね。)今日は夏糸で編んだ二色使いのヘアバンドが素敵でした。これも見て好きな色と似合う色は全然違うんでしょう。でも私は帽子を取ったら髪もひどい状態なので試着は我慢して、深く吟味したのち、アンティパストの春物のソックスを一足買いました。最初はくっきりした色違いの黒がいいと思いましたが、やはり陽気が明るくなるから白です。(3月31日)

2009年4月1日

今日のがしたギター (eBay)


今日のがしたのはフォーク・ギターです。幾分おなかが小さめの何ともいえない姿は、いわゆる「フォーク」というより「フォークロア」の香りがします。弦が4本でも納得です。長さ5センチ5ミリ、幅2センチ2ミリ。ドールハウスの小物用のギターはけっこうありますが、形は忠実でも縮尺が大き過ぎてバランスが悪そうです。こんなにちゃんと小さいのは稀です。たいていのミニチュア楽器のように、内側が赤いビロード張りの黒い楽器ケース入りです。

落札時間が近づいていましたが、あえて見ないでいました。私は自分の払いたい金額を入力したから、あとは運とか相手がいくらまで払うかにゆだねることにしたのです。後から結果を見ると、先に入札していた人が私より高い値をつけて手に入れていました。ヨカッタね。

そういう気持ちは大事なようで、この落札後ほどなく同じギターが同じ店から出ました。ただし3.49ポンドから始める入札ではなく、5.99ポンドでの販売でした。(なんだ、よくある品物だったのですね。)

このお店を見ると、品物は特に多くありませんが主にドールハウスの小物を扱うところで、楽器は他のお店より種類がありました。驚いたのは、さすがイギリスというか、リュートがあったことです! しかも「チューダー朝のリュート」として2種類。私が好きなのはこちらのほうです。長さ7センチ、幅2センチ2ミリ、お店の売値で5.50ポンド。(もう1センチ小さければよかったのに。)(4月1日)

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