お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

2008年4月11日

お買物の検証(2)

Peruvian Connectionでは15年前くらいに夏用の変わり編みのプルオーバーを買い、とても良いもので今も愛用しています。編込みは今回が初めてです。売れ残りでサイズが合わないのを承知で「参考作品」とわりきりました。なんとも「Handknit」です。Handknit(手編み)には棒針で編むのと機械を手で動かして編むものとありますが、見たところ編み機のようですがよくわかりません。どちらもきれいな作りです。

◆セーター(Persian Rug V-Neck)
ペルシャ絨毯の文様をモチーフにした総模様の色使いが大胆でみごとです。並太程度のピマコットンで、種類の違う糸(マーセライズドとそうでないもの、など)やミックスの糸を使って色数以上の深みがあります。全面インタージャ(日本語では「糸を交差させる編み方」という言い方の模様編み)、縁編みはかぎ針編みです。ほんらい体の線に沿う自然なゆるみのデザインであるものを、胸回り100センチ用のLサイズゆえ私が着るとドボっとした感じです。多少見劣りがするものの、着れば外に出られそうです。

◆カーディガン(Giverny Cardigan)
商品名の「ジベルニー」とは画家モネが住んだ土地の名で、モネの庭園の代名詞です。その庭をイメージしたカーディガンというわけで,その点ではいまひとつかも。このカーディガンはXSで丈も短めなのにとても重いのでした(660グラム)。糸は並太程度で、アルパカ60%+ピマコットン40%と贅沢です。色数はそう多くありませんが、色違いの糸の2本取りにしたり同じ色の変わり糸を使うなど凝っています。段染め糸に見えるかもしれませんが全面インタージャです。裾と手首はゴム編み、襟と前立ての縁取りは細編みです。問題はボタン穴が小さいこと。XSですから当然身幅はもう少しほしいけれど、前ボタンを止めても細身のカーディガンとして普通に着用できそうでした。長い袖は少したくし上げるかゴム編みを折り返します。合い着にぴったりです。

◆帽子(Plush Scooter Cap/キャスケット)
お調子に乗って帽子も買いました。ウール50%+綿50%で艶のある肉厚のベルベットできれいな焦げ茶色です。仕立てもきちんとしています。秋も深まった頃のツイードやフェアアイルのセーターによく合うと思います。詳細はまた秋に。

(sweater)(cardigan)(peruvian connection)(knitting)(fashon)

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