お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

2008年3月23日

シャンティ@石神井村

石神井には私がひそかに「文化通り」と呼ぶ商店街があり、駅前再開発どこ吹く風です。(「おさる」のある通りです。)今日歩いていると通りの終わりのほうにカレー屋さんがありました。青と緑の豆電球が灯り、看板には「Shanty(シャンティ)」の名。窓から中を窺うとインド人さんが作っています。バルト系のパン屋さんがあり、フランス人さんの料理店ができたばかりなのに、ほんとに面白い通りです。ちょうど夕飯を考えていたときですから、お持ち帰りをやってそうだと踏んで中に入りました。「新しいお店ですか、いつ開店したんですか」と尋ねると、日本語の上手なインド人さんは「もう1年くらいになりますよ」と言うのでした。ええっ?! ここはときどき通りますし、今月も何度か通りましたが気づきませんでした。お店の外にもスパイスの香りが漂うのに、どうして見過ごしたんでしょう? 謎です。

東インドのカレーで、26種類のスパイスを使っているそうです。メニューを見ると私の好きな羊のカレー「サグマトン」(このお店では「マトンサグ」)があるじゃないですか。石神井でサグマトン! 家族にもう一つ買おうとお店の一番のおすすめをきくと「チキンティッカマサラ」だというので、その二つに決めました。あとはサフランライス2つと、初めてのチーズナンを一つ。以上で3100円。カレーは辛さを調節をしてくれるそうですが、最初ですからお店の標準にしてもらいました。しかし出来上がったときには「少し辛めにした」そうです。お店のおすすめの辛さなんでしょう。

帰宅すると報告会もそこそこ、即食べます。確かに「少し辛め」でした。マトンサグはカルダモンのスーッと爽やかな辛さが特徴だと思っていますからOKです。昔は赤坂のMOTI(モティ)のサグマトンをよく食べました。そのせいか、もっとホウレン草が入っていてもいいような気がしますが、お肉がやわらかくておいしい。チキンはもう一段辛さを落としてもよかったかも。パプリカとクリームが混ざって柿のようなきれいな色です。いずれもインド人さんのお店らしい味でした。チーズナンはその場でこねて焼きます。その分待たされますが、持てないくらい熱々で、これが存外おいしいのでした。チーズは種をこねながら中にくるみ、それを伸ばして焼くようです。切ると中からチーズがとろ〜り。サラダとチーズナンだけで美味しいランチになりそうです。

石神井でインドのカレーが食べられるなんて嘘のようです。ランチタイムのセットは750円から。小さなお店は家庭的なかわいい感じです。たまに家族で食べに行くのにちょうどいいと思いました。

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