お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

2007年10月31日

パブリック・サキソフォン




西荻(西荻窪)の「Terra」というライブスポットへパブリック・サキソフォンのライブを聞きに行きました。パブリック・サキソフォンは四人囃子(よにんばやし)の森園さん(ギター)岡井さん(ドラム)の二人と、大西さん(ベース)、石井さん(キーボード)からなるバンドです。初めて行ったのは今年1月で、高校の上級生でミュージシャンのらいおんめりいとOさんと一緒でした。今日は二回目。小さなお店のリラックスした雰囲気の中、すっごい腕の人達が好きな曲だけやっているところに「大人の世界」を感じます。一曲目は(私が大好きだった)Traffic の「Feeling All Right」、一つとんで、私にとっては Blues Project でおなじみの「Walking Blues」、という具合でスタンダードが主です。子供にはちょっと無理かもね、なんちゃって。

岡井さんと森園さんは高校の2年先輩です。当時すでに音楽活動を始めていて、いつも素敵だなあと眺めていたものです、というか、憧れでありました。(岡井さんのお姿を見かけた日には生徒手帳の日記欄にマル印を付け‥‥‥‥木曜日が多かったっけ‥‥‥‥とか。)とはいえ四人囃子のコンサートはごく初期に一度行ったきりで、日本のロックの黄金期を知らないのですから、ファンの資格はありませんね。その点、今日一緒に行った高校の友達のMちゃんと彼女の短大時代のお友達のNさんはあの時代の音楽シーンのインサイダーで、生き証人みたいな人で、岡井さんとも親しい交流がありました。だから彼女達、20年ぶりのご対面とあって、ライブ後は楽しいご歓談とあいなりました。私もご相伴にあずかったというわけです。

実は私達の高校時代とは群ようこさんの小説「都立桃耳高校」です。(とくに上巻では、私もMちゃんと一緒に台詞のないその他大勢のエキストラとして周辺をウロウロしているはずなのです。)そこでは「岡井さん」は主人公の憧れであり、漢文の「本多先生」と並んで何故か本名で登場する2人のうちの一人です。前から興味があったので岡井さんにそのことをきいてみると、「変な感じ」で、「名前だけ使われているような感じ」で、自分のことには思えなかったそうです。へえ〜、そういうもんなんですか。また、当時の岡井さんの家はMちゃんの家の近所でした。ビックリまっ黄色のオシャレな建物だったのですが、とっくに建て直したし、今は別の人が住んでいるそうで、時の流れを感じました。

特記事項は、岡井さんが「50を過ぎて諏訪太鼓を始めた」ということです。ドラムをやってきたから有利かと思ったら勝手がまったく違った等々。他にも和太鼓を始めたミュージシャン(複数)がいて、近々(12月か1月)皆でお師匠さんと和太鼓のライブをやるそうです。私としては少なからず楽しみです。日程は四人囃子のオフィシャルサイトに出ますから、ときどきチェックを入れなければと思います。(10月30日)

四人囃子のオフィシャル・サイト

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