お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

2007年5月14日

タリーズ石神井公園店は・すごい


この黒板、すてきでしょう? 去年のある日友達と入ったとき、なんていい感じなんだ!ということになって、コーヒーを注文するついでにききました。あの黒板は「これを使いなさい」と会社から回ってくる物ですか?というようなことを。すると、いえいえうちで描いていますという返事でした。ある店員さんが絵もキャッチも全部自分で考えて描いているというのです。私は驚いて、思わず大声をあげてしまいました。限られたチョークの色を効果的に使い、絵がすごく上手くて、字も上手くて、キャッチも気がきいていて、当然プロの仕事だと思いましたから。

その後どの町を歩いてもタリーズが気になりましたが、黒板を飾っていないお店もあり、あっても(こういっては悪いんですけど)ポヨポヨで、私の知る限り石神井公園店ほど立派な黒板はありませんでした。というより並外れていました。しかも折々描きかえがあり、いつも安定していい感じなので、私はタリーズの社長さん宛に手紙を書きたいくらいでした。「絵本を公募して出版までしている御社でありますが、こんなに素晴らしい才能を持つ店員さんをご存知ですか? まさか同じお給料で雇ってはいないでしょうね?」

そういうわけで、ブログを始めたらぜひ書きたいと思っていました。しかし先月カメラを持って出かけると‥‥‥‥ないんです。店員さん、やめちゃったんでしょうか。黒板のない店先は急に淋しい気がして、これまで写真に残さなかったことを後悔しました。

ところがですね、13日の日曜日に突如復活しました。この日は「母の日」に加え「照姫まつり」という石神井公園の村おこしイベントで人出が予想されたから、急遽特別依頼したのかもしれません。久しぶりに見る黒板はやはり見事で、お店の前がぱあっと明るくなってました。私は同窓会に行くので急いでいましたが証拠写真だけは撮りました。
Cheeful display of a "Tully's" coffee shop in Shakujiikoen; blackboard art by a very talented employee.


(追記:2011年5月30日)
追記がたいへん遅れましたが、看板を描いていたアルバイトの美大生はとっくの昔に去って、以後は普通のタリーズです。

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