お買物のはなし・新旧おりまぜスローにやります

2007年4月29日

ベトナムの石の小物入れ


一昨日はカウンタを付け、昨日はブログの検索キーワードを設定できる無料サービスに登録しました。キーワードといっても本名と「雑貨」という頼りない単語しか思いつきませんでしたが、私の姓名はわりと珍しいのでとりあえず設定しました。さきほど試しにぐぐってみると検索結果は1件。それはなんと写真家のBAKUさんの文化活動「Appassionate」のページでした。どうなってるんでしょう? 

斎藤BAKUさんは広告写真が専門でしたが、あるときカンボジアのアンコール・トムを一人で撮影する一大プロジェクトを完遂して大評判をよび、びっくりさせてくれました。写真展を見て私も行ってみたいと思いましたが、しばらくたって突然旅行のお誘いがあり、二つ返事でベトナム経由カンボジア観光に参加したのです。BAKUさんをリーダーに、ベトナム戦争を記録した写真家と政治家の肖像をとる写真家と歴史専攻の女子大生という5人の珍道中でした。(当然というか、短い旅なのに皆ものすごい撮影機材持参で恐れ入りました。)もう数年前になりますか。

そういうわけで、ちょうど友達から「これまでの蒐集品も見たい」との声がありましたし、今日はBAKUさんつながりのベトナム土産にしました。(最近はオモチャばかりですからね。)

ベトナム(ホーチミン市)のちょっと立派なお土産屋さんで、一目で気に入りました。石の蓋物で墨色の彩色があり、中は磨いてツルツルで石そのものの模様が見え、とてもきれいな仕上げです。のどかでいきいきとした魚や蟹や水辺の生きものの浮き彫りが全面にほどこされています。そのときはとくにアジア人の描く蓮にどくとくの力を感じました。石の細工物はどこか地方の特産でしょうか。石を彫るのは中国の影響かもしれません。お店にはこうした物入れや、全部を石で作った小引き出しなどを集めたコーナーがありました。これは直径11cm、高さ4cm、重さ540g。たしか32ドルほどで、その旅の一番高価なお土産でした。
Memory of my trip to Vietnum, 5 years ago. A small round box, stone, attractively hand engraved allover.

2007年4月28日

ミニチュアの庭園用セット


先の「ミニチュアのベンチ」を買った二日後、やはり何かもう一つ欲しくなって再びお店に行きました。品物は前に列挙した以外に、傘立てまでついた凝った帽子掛けスタンドがありました。それもよかったのですが、使い道が多そうな丸テーブルと椅子2脚のセットにしました。今度は白です。実はこのシリーズ、よく見ると物によって縮尺がバラバラでした。尺度の違うピンクのベンチと一緒に使うこともなさそうなので、気に入った白にしました。テーブルの高さ6.2cm、直径7.2cm、椅子の高さ8.4cm。(4月17日)

さて、とりあえず近くにあったリーメントのティーセット(「フレンチ雑貨」)をのせてみますとドンピシャでした! が、その写真はアメリカの通販カタログみたいになってしまいました。今日(27日)外に出て雑草の上で撮ってみましたが、少し曇っていたのと、地べたに近い花が咲いていなかったので季節感が今ひとつです。タケノコでがまんです。余分だったかな。
Three piece set of doll house furnitures, made in China. Perfect for my tea set and toy animals as I expected.

2007年4月26日

ヴォルフィーの《チェリー・ブランデー》


Wolfie とはウルフガング・アマデウス・モーツァルトの幼年時代の愛称だそうです。その名を戴く恵比寿の花屋さんにはいつもモーツァルトが流れており、そのお花たるや、うっとりみとれて動くのが嫌になってしまいます。とくにバラは、私のような、こんなおばさんが買ってよいのだろうか?と悩ませるほどです。でも思いきって買いました。

これは「チェリー・ブランデー」という名前で、外側の花びらだけが濃いピンク、中は赤みのある、やさしく優雅な黄色です。家で包みを開けると、思ったよりずっと大きなお花でした。ひらくと10センチにもなりました。4月18日に買いもとめ、9日目の今日も完璧な姿のまま咲きつづけます。

下はいっしょに買った「ビバーナム」。アジサイをうんと小さくした感じですが、やわらかい清楚な白で、長い茎が花瓶の口からしなだれる、その心もとなさがすてきです。こういうお花は透明なガラスの花瓶に差し、水の中の茎が見えるのがいいと思います。



お店のことは今度ゆっくり書きましょう。ブログを始めるとき「書くために買うことはしない」というルールを自分に課しました。でもヴォルフィーのお花だけはブログを口実に毎月‥‥‥‥ふた月に一度でいいから買いに行きたいものです。
Photo (top): Detail of an extremely beautiful rose called "Cherry Brandy" from Wolfie, a stylish flowershop in Ebisu.

2007年4月25日

雑談(1)はじめてのコメント


ブログの記事を見てねとお願いしていたリュードセーヌさんからコメントが届いたのがうれしくて、これからはコメントがすぐにわかるように普段のメールアドレスにお知らせが入る設定にしました。ところが今日未明、夜更かししながらこれまで書いたものを見ていると、なんと「黄金のブタの貯金箱」に4月19日付のコメントを発見しました。一番最初のコメントに1週間も気づかなかったとは!‥‥‥‥不覚でした。たまたまブログを見てくれた人で、日本語を勉強中とのこと。(遅ればせ返事を書きましたが定冠詞をつけ忘れ、訂正しようと削除したらしっかり記録が残りました。カコワル‥‥‥‥)

ブログのことは友達にも若干名しか話していませんでしたから、コメントはおろか誰かが見ていることさえ半信半疑でした。「ブロガー」にはページの一番上の「バー」に「次のブログ」というリンクがあり、クリックすると最近投稿のあったブログが次々現れます。私のブログも出るのかなあと思いながら、その機能を使ってよくブログめぐりをします。とはいえ外国語のブログが多く、きれいな写真やイラストを見かけても「何だろう?」と思うだけでした。でもそういうのはお互い様だったかもしれません。

実は今日、書きかけだった21日と22日の分を(下書きの日付のまま)アップしました。そのさい英文の要約を加えてみました。拙いながら、今後できるだけやってみようと思います。
My comment on the very first comment to this blog: I made a point to attach an English summary to every new post for non-Japanese speaking viewers (with best effort).

2007年4月22日

恒例・タケノコ掘り



「タケノコ掘りの会」のことは後日ここに書きます。これは臨時版です。くたくたです。ともかく素晴らしいお天気にめぐまれた1日でした。しかし今年は時期が早かったのか、去年ほどの収穫はなかったようです。全体に少なめ、小さめでした。私は今年も空振り。期待していたヨモギなどの野草もほとんど見つかりませんでした。でも一緒に行った仲間が一つ分けてくれましたし、帰り際にはタケノコ掘りの名人、通称「昆虫博士」が掘ったタケノコ全部を私たち3人に持たせてくれました。八百屋さんに売っているより立派なものもあったんです。ありがたいことです。うちは少人数なので小さいのとカワイイのをもらいました。

帰りは遅くて夕飯に間に合わず、早起きしすぎたせいで眠くて、家族に下茹でを頼むとバタンキューでした。朝になって大失敗に気づきました。「記念撮影を忘れた!」‥‥‥‥ということで、今日のおかずの写真です。(盛り付けちょっと少なめですね。)まずは少し濃いめの味付けで自己流「若竹煮」にして、庭の山椒を摘んできてのせました。
A great result from this year's bamboo shoot digging -- wakatake-ni, a traditional dish of the season.

2007年4月21日

タケノコ掘るには

友達の彫刻家の町田のアトリエには敷地内に竹やぶがあり、毎年タケノコ掘りの会をやります。今年は4月21日、ということで準備をしました。アトリエにはタケノコを掘る専用のシャベルをはじめ、普通のシャベルやクワなどいくつか備えてありますが、何十人も集まるので替わりばんこに借りることになり、非効率です。家庭園芸用でも無いよりマシであろうと百円ショップで調達しました。(4月20日)
Preparing for bamboo shoot digging on Saturday, April 21. Not ideal but better than nothing.

2007年4月19日

フェーブ@リュードセーヌ


4月16日付の「ふらんず雑貨@広尾」の続き、リュードセーヌ(Rue de Seine)という雑貨屋さんの「フェーブ」の話です。

フェーブ(fevés)はオモチャではなくお菓子に入れるもの。フランスには1月のお祭の日に食べるガレット・デ・ロワというパイ菓子があり、フェーブを入れて焼くのだそうです。お菓子を皆で切り分けて食べたときフェーブが入っていた人が大当たりで、ケーキに飾ることになっている冠をかぶるという段取り。(その日は王様になるのでしたっけ?)だからフェーブを作っているのは製菓器具メーカーで、売っているのもお料理道具の売り場だとか。そのお菓子はイギリスでは「キング・パイ」というと聞き、そういえば昔イギリスの雑貨屋さんのカタログの中に、お菓子に入れるというピューター製の小さいものを見たような気がしました。

上の写真は私が選んだもの、ほぼ実物大です。子供がひもで引っぱって遊ぶオモチャを象ったセットの一部です。数日前に買ったトイレットペーパーのカエルと同じ姿のカエルがいます。



上左はひときわ目を引く「星の王子さま」、後ろにレトロなお菓子の缶、上右は置き時計。右は出番を待つ箱いっぱいのフェーブ。
食べ物、食器、香水の瓶、額縁入りの名画、物語の登場人物、映画のキャラクター、絶滅危惧の動物、園芸道具、建物、ジグソーパズル‥‥‥‥実に様々。いずれも3センチ程の大きさです。多くは10個セットですが、種類によりバラ売りもあります。(4月18日)


(追記:2011/6/16)
残念ながら広尾のリュード・セーヌさんはすでに閉店しました。

2007年4月18日

不思議な野菜(1)


バラフ、またの名をアイスプラント。
前に初めて食べたとき、不思議だなあと思いました。でも380円のパックに少ししか入っていないので、つまみ食いであっという間に終わってしまいました。今回も同じです。

肉厚のハーブといえばいいのか‥‥‥‥きれいな緑色で、全体が毛のある葉っぱにたまった露のようにキラキラしています。しかし毛はなく露もなく、では何かといえば、ワカリマセン。食べると、葉も茎も同じようににシャキシャキします。やわらかです。水分をたっぷり含んでいます。そして、自らしょっぱいのです。不思議です。癖になります。(写真は実物大より少し小さめです。)

あらためてぐぐってみますと、あちこちのブログで言及されていました。アフリカ原産の植物を佐賀大学が研究開発したものだそうです。ジュース、ムース、炒め物などいろいろお料理が紹介されていますが、何よりまず生のこの食感を味わうべきだと思います!(4月17日)

アペックスという情報サイトのページ(PDF)
佐賀のTamayaというお店のページ

2007年4月17日

ミニチュアのベンチ


石神井公園駅前にあるパスポートという名前の雑貨屋さんに、ワイヤーワーク(針金)のミニチュア家具が勢揃いしていました。テラスに置くような丸テーブルと椅子のセット、戸と引き出しが開くタンス、ドレスを着せるボディ、揺り椅子、木馬、姿見、鳥かごのスタンド、乳母車‥‥‥‥それくらいありましたかネ。全部欲しくなります。色は白とピンクの2色。

迷った末にベンチ(2、3人がけ)にしました。白は売り切れでしたから、これはやさしいピンク色です。座部は細かいメッシュで、値段のわりに手がこんでいます。(高さ8センチ、幅8センチ5ミリ)

しかし横姿が不自然に直線なので、そおっと曲げてきれいにしました。ぐっと見栄えがします。(4月15日)

2007年4月16日

ふらんす雑貨@広尾

「リュードセーヌ」という名前です。
写真は夜撮ったので窓枠が影になっていますが、本当は明るい黄色のペンキ塗りです。まだ新しいお店で、広尾の、明治通りからお寺に向かう道を入った商店街の中にあります。

通りがかりに窓をのぞいたらリーメントのような小さい陶製のオモチャが目にとまりました。お皿にのったチーズやお菓子など、色のきれいなミニチュアです。思わず中に入ってみました。すると他の棚にも同様の品が数えきれないほどあり‥‥‥‥しかしそれはオモチャではありませんでした。店主いわく「フェーブ」である、と。フェーブ??? どうやら「フェーブ」としか言いようのないものらしいのです。さあ、この続きは続編で。

ヨーロッパの雑貨には独特のいい雰囲気がありますが、どうしても値段がはるのが悩みで、何度も迷い、選ぶにも買うことを決めるにも時間がかかります。そのへんの気持ちをわかってくれるお店が好きです。また、同じ買うなら楽しく買うほうがいいでしょう? ここではやさしくてオシャレなマダムとムシューがいろんなお話をしてくれます。在庫の段ボール箱で宝探しをさせてもらったり、私もたくさんお喋りして楽しい時間を過ごしました。お財布がカラッポでも遊びに行きたくなるお店です‥‥‥‥なんて言ってしまっていいんでしょうか??? 

店主自らパリで買い付けるかわいい品物を中心に、食器、文房具、50年代60年代のアンティーク、小さな子供向けのもの、日本では珍しいブランドの紅茶やお菓子も並んでいます。(4月14日)

2007年4月15日

明治屋のカエル2品


私のすみかの近所にはスーパーがないので、身分不相応にも普段のお買い物でデパートや、いわゆる高級スーパーを利用することになります。ときどき、ですけど。広尾の明治屋は日用品が少しだけあって、よい物ばかりのようです。とくに洗剤類は環境に配慮した製品を置いています。細長いのは「エコ奥様」からの信頼あついフロシュ(ドイツ製)。食器洗いが一番ポピュラーでしょうが、これは大理石の粉が入ったオレンジ・クレンザーでタイル、ステンレス用です。お掃除の話になると急に声が小さくなる私ですが、カエルと一緒にがんばります。

デパートの通販カタログなどを見ても、ドイツの洗剤には強力でもエコロジカルなものがあるようです。明治屋には他にもトイレの洗剤で青くてドロドロのとてもいいのがありました。(Null Null/今売っているものより、昔の小さい容器の方が好きでしたけど。)要は、泡に対する幻想を捨てることなんですよね。東急ハンズなどには日本製でも地方の小さいメーカーが研究開発したいい製品がありますし、重曹を使ったエコ掃除も試してみたいと思うのですが、ついついカエルに手がのびてしまいました。

もう一つはドイツ製、ケース入り、1個735円のトイペー。鑑賞用です。(4月9日)

2007年4月13日

お風呂ぎらいの石鹸好き(1)


身近なぜいたくといえば石鹸です。皮膚科の先生には一番安い浴用石けんがいちばん良いと言われたこともあります。でも年をとって皮膚はだいぶ丈夫になりました。町に出れば数えきれないほどの石鹸があり、それぞれに蘊蓄があって、あれもこれも試したくなります。中でもナチュラル系が好きです。ある程度長期間使うものですから、ある程度の値段までは許されるのではないでしょうか?——というのが口実です。でも一度に3種類くらい出して、買い置きはなるべく増やさないようにしています。(なるべく、ですけど。)

これはロクシタンのマルセイユ石鹸。いがいと珍しいシナモンの香り。これなら顔も体も洗えます。何につけ皮膚につけるものは神経を使って選んできました。ここ数年、石鹸以外でもロクシタンの製品を信頼しています。自然な匂いがいいし、容器もすてきです。

写真はMade in Chinaのホーロー製小バットをバスタブに、フランス製のビー玉をシャボン玉に見立てたアダルトなお風呂場に石鹸を配してみました。(床が手抜きでした。そのうち撮り直します。)

2007年4月9日

黄金のブタの貯金箱


中国の干支では今年はブタ年なのだと、お正月にテレビで言っていました。ブタ年は金運がよいといわれ、金色のブタの貯金箱が縁起物で大人気だと。ハ〜なるほど、それで日本でも昔から貯金箱といえばブタの形なのですね。それにしても「金色」という直喩には中国人パワーの本質を垣間みる思いです。

先月インターネットで中国の陶磁器(景徳鎮など)の画像を検索していますと、いつのまにか中国物産の商店のサイトに入って件のブタの貯金箱がいくつか現れました。画面上でしげしげ眺めると、イヤ〜なかなかよいんです。

その数日後、恵比寿駅近くを歩いていた夕刻、おなかが空いて久しぶりで海老ソバでもと「家家厨房」に入りました。おいしく食べてお会計のときです。レジの所にガラスケースがあって中国製の商品をディスプレイして販売していましたが、ふと見るとそこにネットで見たのと同じ黄金の貯金箱が一つ置いてあるのです。それだけ値札がないので非売品のようでした。でも念のため「これは売り物ではないのですか」と尋ねると「よろしければどうぞ」ということになり、快く(定価で)譲ってくれました。ケースの中は急に淋しくなってしいましたが、帰り道の私は楽しい気分でした。

表面は細かいシボシボのテクスチャー。つや消しで、華やかでも親しみやすい金色を作り出しています。両脇腹に赤で大きな、盛り上がった「寶」の文字。いかにも縁起がよさそうです。長い睫毛のつぶらな瞳がなんともかわいらしく、頬は丸く、小さな口の両側が八の字にたるんでいます。人間のご婦人方には美容上恐怖のラインですが、豊かに肥えた幸せの表象でありましょう。

さて、部屋に置くと、確かに10円玉より100円玉を入れてやりたくなるのでした。

2007年4月7日

原宿のクレープ


<ラ・フェ・デリース>で初めてソバ粉のクレープを食べました。

表参道の交差点に近い明治通り側に「隠田(おんでん)商店街」というレトロ風な看板を見て入ってみました。するとまあ、7時なのに真っ暗で、お店のガラスの形だけ明かりが浮かび上がっています。舞台装置のような洋服屋さんや食べ物屋さんが並ぶ路地を歩くうち楽しくなってきたので、どこかでコーヒー一杯飲めないかしらと思いはじめると、そこはかと手作り感が漂う不思議な佇まいのお店に行きあたりました。なんとブルターニュ風ソバ粉のクレープがあるとな! 

ソバ粉のクレープは甘くないんです。種類がたくさんあるので、マダムのお気に入りの<プロヴァンス風トマトとアンチョビ>にしました。完熟トマト、アンチョビ、チーズ、バジルに、刻んだオリーブも入っていて、ピザの具と似てますが、大きなクレープに包まれて新鮮な味わい。私はこちらのほうが好きかも。意外とオイルがきいていて腹持ちがよく、軽い食事になりました。次回は<ホタテと長ねぎ、生クリームソース仕立て>か<ブルーチーズと胡桃>をシードルと一緒に食べてみたいと思います。小麦粉を使ったデザートのクレープもあります。

蕎麦は和食でもソバはわりとインターナショナル。ロシア料理でも使います。ソバ粉のクレープはケルトの末裔の地の一つであるブルターニュの伝統料理ですから、ケルトに興味がある人が原宿で味わってみるのも乙。若いアーティストのお家みたいな、小さなカワイイお店です。シェフもマダムも私の目にはお人形さんみたい。写真を撮らせてくれてありがとう。

表参道からならシェーキーズの角を曲がって左側です。(4月4日)


*「隠田」はこの界隈(神宮前)の旧町名で、江戸時代に幕府の(に?)ナイショの田んぼがあったことに由来すると、昔きいたことがあります。

2007年4月6日

キディランドでリーメント

<お母さんの台所>1箱 = 「茶わん蒸し」 ダブリました。残念なので記念撮影省略。

<3時のおやつ>2箱 = あれまあ、2つとも「かしわもち」?!

<Let's クッキング!>1箱 = ヤッタ! 「かき氷」<お気に入りの文房具>1箱 = 遂に手に入れた! 「休み時間」 これで全部揃いました。

いわゆる「食玩」です。リーメントのオモチャは好きな人にはたまりません。リーメントのホームページには熱心なファンによる驚異のディスプレイが紹介されています。収納のしかたにも舌を巻きます。ぜひご覧くださいませ。他にもコレクション自慢のサイトは多々。私もがんばります。(4月4日)

リーメントのディスプレイ・コンテスト

(註)「かき氷」の写真は、氷メロンをこれから作るという設定で空の器をレイアウトしました。緑色の氷のパーツはちゃんとありますよ。

2007年4月5日

和風の絵付け、トライアル

表参道の交差点のすぐ近くに白い食器ばかり売っているお店があります。歩道からは地下におりる階段だけ、足下に中からあふれ出した様相で器が積んであり、その値段がかなりお安いので奇妙な気さえします。通りすがりに一、二度入ったことがありますが、和洋ありとあらゆる白い食器が所狭しと並んでいるという印象でした。そのとき確か店内に絵付け教室のポスターが貼ってあったはず‥‥‥‥と思いめぐらしていたのには、昨年12月以来陶芸に憧れてしまい、今や絵付けもやってみたいとはしゃぎはじめたからです。

そこで先月15日、ヘアカットの帰りに寄ってみるとたいへんな人だかり。半期に一度の全品2割引セール中とか。絵付けの体験レッスンも希望者受付中で‥‥‥‥実はそもそもそ名前を<陶画舎>といい、母体はポーセリン・ペインティング教室で、お店はいわば教材の購買部でした。折しもダイヤモンド・ホールでは千名以上の生徒さん達による展覧会が開催中。その作品の素晴らしいこと。おまけに展覧会期間中に入学すれば4月に始まるお教室の授業料がかなり減額されるというのですから、まったくすごいタイミングに行きあわせたものです。店員さんに尋ねてみると翌日と翌々日に体験レッスンがあるというので即申し込みました。1500円。というわけで、作ったのがこれです。とっくに出来上がっていましたが、昨日行って引き取りました。

和風・洋風、二つのコースのうちの「和」で、10センチ角の銘々皿です。既製の無地のお皿に出来ている下絵をなぞって転写し、用意された絵の具を教わったとおりに塗ります。白抜きの部分は絵の具が乾く前に先の尖ったゴムで線描きするだけです。簡単そうでもきれいに作るのは少し難しく、しかし下手でもわりと味になるような、とても楽しい作業でした。すべてお手本どおりで創造性を欠いた感がありますが、そうではなくて、既にある素晴らしい絵付けを自分の手で再現する技術を一から教わる場所なのです。そう、たとえばマイセン、たとえば鍋島、を目指して。

本当は今月6日に始まる洋風絵付けの入門コース(月2回、1年間)を受講したかったんですが、あれもこれも欲張らずに粘土をこねることのほうを先に進めるべきではないかと思い、とりやめました。来春には行きたいものです。

2007年4月4日

カメラ買いました


3年ほど使ったリコーのデジカメの写りが急に悪くなったのは去年の夏。(上の写真のとおり横縞が入ってしまいます。露出も制御不良。)大きさも機能も使いやすいカメラでしたが乾電池の持ちが今ひとつでしたから、修理するより新しいカメラが欲しくなりました。しかし先立つものがナイ。せめてあちこちのお店に何度も出かけてはカタログを集め、詳しい店員さんたちに質問攻めしていました。

基本的に、写ればいいんです。でも小さいオモチャを撮るのが好きなので、なるべく接写に強いもの、できれば液晶モニター画面がくるりと回転するもの(バリアングル)が望みでした。そんな折、ニコンに勤務する友達が見るからにすばらしいコンパクトカメラの最上位機種を貸してくれて、3ヶ月もそんなモン使ったらいいに決まっていて、身の程知らずになるばかり。ですから1月に接写に強く手ぶれ防止機能のついたリコーが格安で出たときには迷いが生じて買いそびれてしまいました。そうなるともっとバリアングルが欲しくなり、その中ではキャノンのPowerShotがいいなあと徐々に絞り込んだものの‥‥‥‥3万9800円〜4万9800円。私には高額です。なにしろ今年は既にマック(iBook)を壊して買い替えたところ。

悶々たる日々を過ごした末、「ちょっと無理しても買ってしまえば後はなんとかなる」と腹を決めて、今日はヤマダデンキへ行きました。するとですね、数日前に行ったときと状況は一変していました。まさにお目当てのPowerShot A630が「展示品、現品限り」で、なんと2万5800円! 去年の半額です。なんでもメーカーで製造終了だそうで、新品の在庫は昨日で完売。迷う余地はありません。展示に使った別売りのACアダプターもオマケに付けてくれました。わお!(買えば5〜6000円の品。)もともとセコハンにあまり抵抗のない人間です。きれいにお掃除してくれましたし、本体以外の付属品は新品で、保証も購入日から付きましたし、ご機嫌です。大事にします。(3月29日)

カメラ買いました、の続き


今日(30日)はお天気がよいので新しいカメラの試し撮りを兼ねて石神井公園へ桜を見に行きました。昼下がりにして体感温度は25度。5月の陽気ですよ! 桜は満開。幼児から老人まで、いろんなグループがお花見をしていました。三宝寺池の周りの水辺では、ちょうど白い鳥(名知らず)がやってきて、なんとも絵になる気持ちよさ。よく動くので、追いかけながら数ショット目にやっと1枚撮れました。


キャノンPowerShot A630の使い心地は快適です。
前のリコー同様マクロで1センチから接写できるのに満足しましたが、今では殆どの機種で多かれ少なかれ接写が可能のようです。一方今の主流と異なるのは、(1) 電源がリチウム充電池ではない、(2) 手ぶれ防止機能がない、という点です。(2)についてはぶれまくりです。ISOを最高(800)にしてみましたが。(しかし後でプロのレビューを読むとISO200以上で画像にノイズが目立つのがこの機種の欠点とありました。)

このカメラより賢そうなLumixはもっと小型なのにと思わないでもありませんが、いちおう昔のフィルムのカメラを知っている者にとって単三電池4本の重さは心配したほど苦ではなく、撮影の基本的な手順にもすぐ慣れました。とくにマクロの接写ではオートよりマニュアルのほうが扱いやすく感じました。露出の加減など理屈を知らずに適当にやるだけですが、デジカメでわざわざマニュアル操作するのは、ちょっといい気分です。慣れれば普通のスナップでもいちいちプリセットを切り替えるより早いかも? 今後は「シャッター優先」「絞り優先」などの意味を理解して使いこなしたいと思います。

何より、バリアングルが最高です。楽しくなります。地面に並べた小さいオモチャを地面の位置で撮るのに便利だと思ったのですが、実は頭の真上に咲く花を上を向かずに狙えるのですから、低血圧の私にはさらに便利と感じました。(故障しやすい箇所だそうなので、つとめて丁寧に扱います。)

今のところ手ぶれと同じくらい不便を感じたのはデータの削除。一度に削除できるのは一つか全部かです。リコーのように任意の数を選択できたらよいのに。(3月30日)

‥‥‥‥これをアップしている4月4日は真冬のような寒い日です。‥‥‥‥

2007年4月3日

今日のカエル(&パンダ)


友達に車で寄り道をお願いしたあと調布駅前でおろしてもらいました。たぶん初めて来た所。駅前はビルが建ち並んで賑やかな商店街だったので、風ぴゅーぴゅーでしたがちょっと歩いてみました。すると、そろそろ店じまいの時分なのに雑貨屋さんは開いてたんですねえ。

近年カエルが気になります。今日のカエルはこれです。なんとも脱力してます。
商品名は<ANIMAL FLOPPY COINCASE>。マイクロファイバーみたいにやわらかいタオル地で、身長15センチくらい、背中にチャック、キーホルダー付きの小銭入れ。

もう一つはパンダ。いい顔です。頭にチャック、身長(耳を入れて)20センチ。こまかい物がけっこう入りそうです。首からかける長さの黒いストラップ付き。コートを脱ぐ季節だから、短いジャケットやベストの前をあけて着た中に、ポシェット風にぶら下げようというわけです。(3月31日)

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